特許
J-GLOBAL ID:200903058339889205
機械翻訳システム
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
工藤 宣幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-251264
公開番号(公開出願番号):特開平9-097257
出願日: 1995年09月28日
公開日(公表日): 1997年04月08日
要約:
【要約】【課題】 翻訳品質を確保したまま、文法辞書のチューニング機会を平均的に見て減少させる。【解決手段】 過去の翻訳時の翻訳環境を格納しておき、今回の入力文書の特徴から、今回の入力文書に最適と推測できる過去の翻訳環境を得て、その際の翻訳環境での文法辞書データベース内容を翻訳に利用させる。また、チューニング手段を設けて文法辞書を修正可能とすると共に、チューニング後の文法辞書データベース内容を新しい文法辞書データベースを形成させて格納させる。
請求項(抜粋):
入力された文書を翻訳する1以上の翻訳装置部と、過去に翻訳したときの少なくとも入力文書と使用した文法辞書名とを含む1以上の翻訳環境を格納する翻訳環境データベースを有する翻訳環境データベース格納部と、異なる文法辞書をそれぞれデータベースとして格納している複数の文法辞書データベース格納部とを備える機械翻訳システムであって、上記各翻訳装置部がそれぞれ、自然言語で記述された今回の入力文書から、その入力文書内の単語やイディオムの出現頻度情報を少なくとも含む文書特徴情報を抽出する文書特徴抽出手段と、上記翻訳環境データベース内に格納されている各翻訳環境に係る過去の入力文書の文書特徴情報を格納している文書特徴格納手段と、上記文書特徴抽出手段で抽出された文書特徴情報と、上記文書特徴格納手段に格納されている各文書特徴情報との類似度を得、得られた各類似度に基づいて、上記翻訳環境データベースから、今回の入力文書に適したと推測される翻訳環境を取出して使用者に提示して、いずれかの翻訳環境を設定させる類似度判定・翻訳環境設定手段と、設定された翻訳環境に記載されている文法辞書名を有する文法辞書データベースの内容を上記文法辞書データベース格納部から読み込み、その文法辞書データベース内容を用いて今回の入力文書を翻訳する翻訳処理手段と、今回の翻訳処理に係る翻訳環境を抽出する翻訳環境抽出手段と、抽出された翻訳環境を上記翻訳環境データベース格納部に転送させて上記翻訳環境データベースを更新させる翻訳環境更新手段と、上記翻訳環境データベースが更新されたとき、それに合わせて、上記文書特徴格納手段内の格納内容を更新させる格納文書特徴更新手段とを備えることを特徴とする機械翻訳システム。
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