特許
J-GLOBAL ID:200903058341708498

線材の球状化焼鈍方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 道雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-178798
公開番号(公開出願番号):特開平10-025521
出願日: 1996年07月09日
公開日(公表日): 1998年01月27日
要約:
【要約】【課題】短時間でセメンタイトの球状化率を75%以上となして軟化させることが可能な、炭素鋼や低合金鋼を母材とする熱間圧延ままの線材の球状化焼鈍方法を提供する。【解決手段】母材が、C :0.15〜0.6 %、Mn+Cr:0.8 〜3.0 %を含有する鋼で、熱間圧延後の組織が式?@及び?Aを満たすストランド状態の線材を、100 °C/秒以上の加熱速度で温度T1 に昇温した後、直ちに温度T2 までC1 °C/秒の冷却速度で冷却し、次いで、温度T3 の炉中に装入して 3〜30分保持する。ここで、Ae1点+20°C≦T1 ≦Ae1点+150 °C、Ae1点-50°C≦T2 ≦Ae1点+20°C、Ae1点-80°C≦T3 ≦Ae1点-20°C、{(T1 -Ae1点)/30}≦C1 ≦{(T1 -Ae1点)/1.5 }、である。又、?@{(ベイナイト分率)/(1-フェライト分率)}≧0.2 、?Aフェライト分率≧0.1 。
請求項(抜粋):
母材が、重量%でC:0.15〜0.6%、Mn+Cr:0.8〜3.0%を含有する鋼で、熱間圧延後の組織が式?@及び?Aを満たすストランド状態の線材を、100°C/秒以上の加熱速度で温度T1 に昇温した後、直ちに温度T2 までC1 °C/秒の冷却速度で冷却し、次いで、温度T3 の炉中に装入して3〜30分保持することを特徴とする線材の球状化焼鈍方法。 {(ベイナイト分率)/(1-フェライト分率)}≧0.2・・・?@ フェライト分率≧0.1・・・?Aここで、Ae1点+20°C≦T1 ≦Ae1点+150°C、Ae1点-50°C≦T2 ≦Ae1点+20°C、Ae1点-80°C≦T3 ≦Ae1点-20°C、{(T1 -Ae1点)/30}≦C1 ≦{(T1 -Ae1点)/1.5}、である。
IPC (5件):
C21D 9/52 103 ,  C21D 1/32 ,  C21D 8/06 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/18
FI (5件):
C21D 9/52 103 B ,  C21D 1/32 ,  C21D 8/06 A ,  C22C 38/00 301 Y ,  C22C 38/18

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