特許
J-GLOBAL ID:200903058355077865

全輪駆動車両用のアンチロック式ブレーキ装置を制御する方法と回路装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-556715
公開番号(公開出願番号):特表2003-521418
出願日: 2001年02月01日
公開日(公表日): 2003年07月15日
要約:
【要約】本発明は、全輪駆動車両のために設けられたアンチロック式ブレーキ装置を制御するための方法に関する。車輪の回転状態を示す電気信号が発生させられ、論理結合される。ロック傾向の発生時に、ブレーキ圧力が制御される。この場合、制御判断基準として瞬時の車輪スリップ、車輪減速度およびまたは車輪加速度が評価され、個々の車輪速度(vR)が車両基準速度(vREF)と比較される。この車両基準速度はブレーキ圧力を制御するための基準値としての働きをする。所定の時点まで、実際の車速(vFZG)以上の車両基準速度(vREF)の上昇によって示される、スピニング傾向にとって典型的な車輪回転状態を検出すると、制御コンセプトが変更される。このスピニング相については瞬時の車輪スリップは制御判断基準として考慮されず、ブレーキ圧力制御は車輪加速度または車輪減速度だけに左右される。
請求項(抜粋):
車輪の回転状態を示す電気信号が発生させられ、この電気信号から、電子的な処理と論理結合の後で、ブレーキ圧力制御信号が導き出され、ロック傾向の発生時に、前記ブレーキ圧力制御信号によってブレーキ圧力が低下されるかまたは一定に保持され、そして所定の時点で再び高められ、制御判断基準として車輪スリップ、車輪減速度およびまたは車輪加速度が評価され、個々の車輪速度が車両基準速度と比較され、この車両基準速度がすべての車輪の回転状態を考慮して求められ、かつ個々の車輪のブレーキ圧力を制御するための基準値としての働きをし、更にスピニング傾向にとって典型的な車輪回転状態を検出する際に変更された制御コンセプトがスタートし、所定の時点まで維持され、その際、所定の時点までの時間の間瞬時の車輪スリップが制御判断基準として考慮されず、車輪加速度または車輪減速度だけがブレーキ圧力制御を左右する、全輪駆動車両のために設けられたアンチロック式ブレーキ装置を制御するための方法において、変更された制御コンセプトの検出およびまたはスタートおよびまたは維持が、TCS信号に応じて評価されることを特徴とする方法。
FI (2件):
B60T 8/58 C ,  B60T 8/58 D
Fターム (10件):
3D046AA01 ,  3D046BB28 ,  3D046BB29 ,  3D046GG02 ,  3D046HH23 ,  3D046HH36 ,  3D046HH39 ,  3D046JJ06 ,  3D046JJ07 ,  3D046KK09

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