特許
J-GLOBAL ID:200903058364520453
折り畳み可能な箱
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
武蔵 武
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-308273
公開番号(公開出願番号):特開平6-135440
出願日: 1992年10月21日
公開日(公表日): 1994年05月17日
要約:
【要約】【目的】 偏平に折畳むことが可能で、しかも軽量且つ丈夫な箱1を提供する。【構成】 箱1は、底板2と、揺動側板3と、屈曲側板4とから構成される。各板2,3,4は、プラスチック段ボール(以下プラ段という)で形成する。底板2は、両端部に垂直板9を形成し、且つ、該垂直板9に係止部10を形成してなる。揺動側板3は、プラ段を、芯部材が垂直方向に向かう向きにして使用し、下端に補強帯を設けると共に、その補強帯に前記係止部10に係合する係合部12を形成したものである。揺動側板3の上端には、該揺動側板3を揺動可能にするための内折り折曲線が形成されている。屈曲側板4は、プラ段の芯部材が垂直方向に向かうように使用し、内折り折曲線を上下部に、また、外折り折曲線14dを該上下部の内折り折曲線の中心に形成して横V字状に屈曲自在である。揺動側板3と屈曲側板4は、最上部の内折り折曲線より上の部分で連結される。
請求項(抜粋):
次の?@〜?Eの構成要件を具備してなる折り畳み可能な箱。?@箱1は、少なくとも、平面視四角形状の底板2と、該底板2の対向する2辺上に位置する2枚の揺動側板3と、底板2の残りの2辺上に位置する2枚の屈曲側板4とから構成される。?A上記各板2,3,4は、2枚の合成樹脂製の基板8a,8bの間に合成樹脂製の芯部材8cを設けたプラスチック段ボールで形成する。?B底板2は、前記芯部材8cと直交する向きの両端部に固定的な垂直板9を形成し、且つ、該垂直板9に係止部10を形成してなる。?C揺動側板3は、前記プラスチック段ボールを、芯部材8cが垂直方向に向かう向きにして使用し、下端に芯部材8cと直交する向きの補強帯11を設けると共に、その補強帯11に前記垂直板9の係止部10に係合する係合部12を形成したものである。そして、揺動側板3の上端には、プラスチック段ボールの基板8bを1枚残して切り込んだ水平な内折り折曲線14aが形成されており、その残された基板8bがヒンジ部となって揺動側板3を箱1の内側に向かって揺動可能にする。?D屈曲側板4は、前記プラスチック段ボールを、芯部材8cが垂直方向に向かう向きにして使用し、プラスチック段ボールの基板8bを1枚残して切り込んだ水平な内折り折曲線14b,14cを上下部に、また、プラスチック段ボールの基板8aを1枚残して切り込んだ水平な外折り折曲線14dを前記上下部の内折り折曲線14b,14cの中心に形成して横V字状に屈曲自在である。?E揺動側板3と屈曲側板4は、最上部の内折り折曲線14a,14bより上の部分で連結される。
IPC (2件):
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