特許
J-GLOBAL ID:200903058372479918

使い捨ておむつ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 白浜 吉治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-208591
公開番号(公開出願番号):特開平10-043234
出願日: 1996年08月07日
公開日(公表日): 1998年02月17日
要約:
【要約】【課題】 使い捨ておむつの脚周りの通気性と伸縮性とを向上させる。【解決手段】 使い捨ておむつ1の少なくとも股下域の幅方向断面形状において、おむつ1の内面からの起立性向を有する防漏カフ18を形成する通気性不織布31がおむつ1の側方へ延出して側縁部フラップ26をも形成している。不織布31は、おむつ1の裏面シート3の外側縁部上面に固着し、不織布31の外側縁部上面には、フラップ26の引張強度を向上させるための補強用シート41が固着している。フラップ26には、カフ18の基端縁部33と補強用シート41の内側縁部41Bとの間の領域においておむつ1の前後方向へ伸長状態で延びる弾性伸縮部材28が配設される。
請求項(抜粋):
透液性表面シートと、不透液性裏面シートと、これら両シート間に介在する吸液性コアとを有し、前後方向が前胴周り域と、後胴周り域と、これら両域間に位置する股下域とによって構成され、前記股下域における前記コアの左右各側縁部の外側に、前記前後方向に伸縮性を有する脚周りフラップが形成されているとともに、前記コア側縁部の近傍に前記前後方向へ延び、かつ、前記表面シート上面からの起立性向を有する左右一対の防漏カフが形成されている使い捨ておむつであって、前記おむつが、その前後方向における少なくとも股下域の幅方向断面形状において、(1)前記表面シートの左右各側縁部が前記コアの左右各側縁部の近傍に位置し、(2)前記裏面シートの左右各側縁部が前記コアの各側縁部から側方へ延出して前記表面シートの側縁部よりも外方に位置し、(3)前記カフは、通気性不織布で構成され、それが前記表面シート上面に倒伏したときに前記おむつの幅方向を二分する中心線寄りに位置する自由縁部と該自由縁部よりも前記幅方向外方に位置して前記表面シート上面に固着する基端縁部とを有し、(4)前記不織布は、前記基端縁部からさらに外方へ延びて前記フラップを形成し、該フラップの前記基端縁部寄りの下面が前記裏面シートの側縁部上面に固着し、(5)前記フラップの上面には、前記カフの基端縁部から離間した外側縁部に前記不織布の引張強度を向上させることが可能な補強用シートが固着し、(6)前記カフの基端縁部と前記補強用シートの内側縁部との間の領域では、前記脚周りフラップに前記伸縮性を付与することが可能な前記おむつ前後方向へ伸長された弾性伸縮部材が前記不織布と裏面シートとに挟まれ、それら不織布と裏面シートの少なくとも一方の内面に接着されていること、を特徴とする前記おむつ。
IPC (2件):
A61F 13/15 ,  A61F 5/44
FI (2件):
A41B 13/02 K ,  A61F 5/44 H
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 使い捨ておむつ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-331436   出願人:大王製紙株式会社
  • 特開平4-224750

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