特許
J-GLOBAL ID:200903058375843840

多段型油圧緩衝器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 天野 泉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-042438
公開番号(公開出願番号):特開2000-240709
出願日: 1999年02月22日
公開日(公表日): 2000年09月05日
要約:
【要約】【課題】 作動油の温度変化に伴う体積変化を低減し、緩衝器の取付け寸法の変化を抑えるようにした緩衝器を提供する。【解決手段】 2段目のピストンロッド7に成形される中空部7aと、中空部7aにシール部材13でシールされ嵌挿可能に1段目のピストン6に締結されたコントロールロッド12と、コントロールロッド12により中空部7a内に画成する油室Eと、コントロールロッド12と1段目のピストン6とにかけて設けられ油室Eと油室Cとを連通する連通路6aと、1段目のピストン6に設けられ油室Bと油室Dとを連通する連通路6bとを備え、油室Cと油室Eとからなる密室の体積を小さくして作動油の温度変化による影響を低減するようにした。
請求項(抜粋):
内外筒と、内外筒と蓋とから形成されるリザーバ室と、内筒内に嵌挿される1段目のピストンロッドと、1段目のピストンロッドに締結し内筒内をシール部材でシールされて摺動自在に嵌挿するとともに油室C,Dを区画する1段目のピストンと、内筒底に設けられ減衰力を発生させる第1の減衰弁と、第1の減衰弁を介して油室Dとリザーバ室とを連通する連通路と、1段目のピストンロッド内に嵌挿される2段目のピストンロッドと、2段目のピストンロッドに締結し1段目のピストンロッド内を摺動自在に嵌挿するとともに油室A,Bを区画する2段目のピストンと、2段目のピストンに設けられ減衰力を発生する第2の減衰弁とを有する多段型油圧緩衝器において、前記2段目のピストンロッドに成形される中空部と、中空部にシール部材でシールされ嵌挿可能に2段目のピストンに締結されるコントロールロッドと、コントロールロッドにより中空部内に画成する油室Eと、コントロールロッドとピストンとにかけて設けられ油室Eと油室Cとを連通する連通路と、1段目のピストンに設けられ油室Bと油室Dとを連通する連通路とを備え、油室Cと油室Eとからなる密室内における作動油の温度変化による体積変化を低減するようにしたことを特徴とする多段型油圧緩衝器。
Fターム (3件):
3J069AA57 ,  3J069DD48 ,  3J069DD50

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