特許
J-GLOBAL ID:200903058381194853

デイジタルダイバーシチ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田澤 博昭 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-207197
公開番号(公開出願番号):特開平5-030084
出願日: 1991年07月25日
公開日(公表日): 1993年02月05日
要約:
【要約】【目的】 グリッジを確実に吸収でき、データ伝送速度の高速化にも充分に対応可能なディジタルダイバーシチ装置を得る。【構成】 2台のディジタル無線受信機の復調クロックのオア出力、もしくはその一方が“非受信中”である場合には他方のディジタル無線受信機の復調クロック単独を、ディジタルPLL回路に入力して周波数の安定化を施すことにより、新たな再生クロックの生成を行う。【効果】 出力される再生クロックにグリッジが生ずることがなくなって同一データの2度読みなどによる同期外れの発生を防止でき、また、フィルタ等も不要となるためデータ伝送速度の高速化にも充分に対応できるディジタルダイバーシチ装置が得られる。
請求項(抜粋):
2台のディジタル無線受信機の受信レベルをそれぞれ参照用基準レベルと比較して、前記各ディジタル無線受信機が“受信中”であるか“非受信中”であるかを判定する2つの第1の比較器と、前記各ディジタル無線受信機の復調クロックを合成するオアゲートと、前記第1の比較器の一方のみが“受信中”と判定した場合には該当する前記ディジタル無線受信機からの復調クロックを選択し、前記第1の比較器の両方が“受信中”と判定した場合には前記オアゲートの出力を選択する第1の選択回路と、前記第1の選択回路の出力と内部発振器の発生する基準クロックに基づいて再生クロックを生成するクロック再生回路と、前記各ディジタル無線受信機の受信レベルを比較して切替信号を発生させる第2の比較器と、前記第2の比較器の出力する切替信号に基づいて、受信レベルの高い側の前記ディジタル無線受信機の出力する復調データを選択する第2の選択回路と、前記第2の選択回路の出力を、前記クロック再生回路の出力する再生クロックの立ち上がりに同期して、受信データとして出力するフリップフロップ回路とを備えたディジタルダイバーシチ装置。
IPC (2件):
H04L 1/06 ,  H04B 7/08

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