特許
J-GLOBAL ID:200903058381610369

車両用パーキングブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大浜 博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-049485
公開番号(公開出願番号):特開2001-233188
出願日: 2000年02月25日
公開日(公表日): 2001年08月28日
要約:
【要約】【課題】 作動上の信頼性が高く且つデザイン及びレイアウトの自由度の高いパーキングブレーキ装置を提供する。【解決手段】 ブレーキレバー2を手動にて回動操作することで所定のブレーキ力で保持される一方、ブレーキレバー2を保持状態から所定量だけ引上方向へ回動操作することで保持状態が解除されるとともに、保持状態から所定量を越えて引上方向へさらに引き上げることでブレーキ力を増大側に変更して保持できるので、従来のように解除操作をプッシュボタンの押圧操作によって行う場合のような不用意なブレーキ力の解除が未然に防止されパーキングブレーキ装置の作動上の信頼性が向上し、またプッシュボタン及びプッシュロッドが設けられていないことからブレーキレバー2の加工性が向上するとともに、その形状の任意設定によってパーキングブレーキ装置の車両へのレイアウトの自由度が向上する。
請求項(抜粋):
車体側に固定配置された取付ブラケット(1)に対して手動にて回動操作可能に取り付けられ且つその回動量に対応したブレーキ力をブレーキ手段に作用させるブレーキレバー(2)と、爪歯(3a)を備え且つ上記取付ブラケット(1)と上記ブレーキレバー(2)のいずれか一方側に取り付けられた爪歯部材(3)と、上記爪歯部材(3)の爪歯(3a)に掛止可能な掛爪(43)を備え且つ上記取付ブラケット(1)と上記ブレーキレバー(2)のいずれか他方側に取り付けられ、上記掛爪(43)が上記爪歯部材(3)の爪歯(3a)に掛止された「掛止姿勢」では上記ブレーキレバー(2)をその時点の回動位置で保持する一方、上記ブレーキレバー(2)が上記「掛止姿勢」における回動位置から回動量増加側へさらに所定量だけ回動操作されたときには上記掛爪(43)の上記爪歯(3a)に対する掛止状態を解除して上記ブレーキレバー(2)の回動を許容する「解除姿勢」とされる掛爪部材(4)と、上記取付ブラケット(1)と上記ブレーキレバー(2)のいずれか他方側に取り付けられ、上記ブレーキレバー(2)が上記「掛止姿勢」から上記所定量を越えてさらに回動量増加側へ回動操作されたときには上記掛爪部材(4)の姿勢を上記「解除姿勢」から上記「掛止姿勢」に変更させる姿勢変更部材(5)とを備えたことを特徴とする車両用パーキングブレーキ装置。
FI (2件):
B60T 7/10 M ,  B60T 7/10 L

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