特許
J-GLOBAL ID:200903058388706850

軸受鋼線材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤巻 正憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-089682
公開番号(公開出願番号):特開2002-285232
出願日: 2001年03月27日
公開日(公表日): 2002年10月03日
要約:
【要約】【課題】 炉内の還元性雰囲気を維持するためのガスの封入量を低減することができると共に、酸洗液の消耗を低減でき、更に、線材の材料損失を低減することができる軸受鋼線材の製造方法を提供する。【解決手段】 圧延後の軸受鋼原線1を酸洗処理して、その表面に形成されているFe系スケール3及びCr系スケール2のうち、最外層に形成されたFe系スケール3を除去する。この酸洗処理は、酸洗液の酸濃度を調整してFe系スケール3がCr系スケール2よりも優先的に除去される条件をつくり、浸漬時間を調整して軸受鋼原線1の表面にFe系スケール3が実質的に残存しないが、Cr系スケール2は残存している状態で酸洗を終了する。そして、比較的高温で安定なCr系スケール2を残存させた状態で、焼鈍処理する。
請求項(抜粋):
圧延後の軸受鋼線材を酸洗処理して、その表面に形成されているFe系スケール及びCr系スケールのうち、最外層に形成されたFe系スケールを除去し、Cr系スケールを残存させた状態で、焼鈍処理することを特徴とする軸受鋼線材の製造方法。
IPC (4件):
C21D 1/26 ,  C21D 1/32 ,  C21D 9/52 103 ,  C21D 1/70
FI (4件):
C21D 1/26 B ,  C21D 1/32 ,  C21D 9/52 103 B ,  C21D 1/70 U
Fターム (2件):
4K043AA02 ,  4K043HA02

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