特許
J-GLOBAL ID:200903058408192211

画像を定着するためのプロセス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-527836
公開番号(公開出願番号):特表平9-512498
出願日: 1995年04月25日
公開日(公表日): 1997年12月16日
要約:
【要約】画像の製造および定着方法は、超酸前駆体、増感剤および第2酸発生剤の混合物を含有する酸発生層と、画像色素を含有する色変化層とを含む画像媒体を用いる。増感剤は、増感剤なしては超酸前駆体を分解して対応する超酸を生じない、増感剤波長の放射を吸収し得る。第2酸発生剤は第1酸により酸触媒熱分解して第2酸を形成し得、画像色素は第2酸と接触した際に色変化する。媒体は、増感剤波長の放射に画像化されるように露光される。酸発生層または相および色変化層または相の成分が混合し、その結果露光領域では第2酸により画像色素が変色する。少なくとも非露光領域では、超酸前駆体と、超酸前駆体を不可逆的に破壊する反応性物質とが反応し、これにより画像が定着する。
請求項(抜粋):
画像の製造および定着方法であって、以下の工程を包含する、方法: 超酸前駆体、増感剤、および第2酸発生剤の混合物を含有する酸発生層または相と、画像色素を含有する色変化層または相とを含む画像媒体を提供する工程であって; 該増感剤が、該増感剤なしでは超酸前駆体の分解を引き起こさず、第1酸を形成しない増感剤波長の化学放射線を吸収し得; 該第2酸発生剤が、該第1酸により酸触媒熱分解して第2酸を形成し得;そして 該画像色素が、該第2酸との接触により放射の吸収の変化を受ける、工程; 該媒体を該増感剤波長の化学放射線に画像化するように露光し、それにより、該酸発生層または相の露光領域において、該増感剤が該超酸前駆体の少なくとも一部を分解し、該画像化するような露光によって該酸発生層において第1酸の画像形成を行う工程; その後に、該媒体を加熱して、該酸発生層または相の該露光領域において、該第2酸発生剤の酸触媒熱分解および第2酸の形成をさせる工程;および 酸発生層または相および色変化層または相の成分を混合し、これにより、該画像媒体の該露光領域において、該第2酸が該画像色素の吸収の変化を生じさせ、そしてこれにより、該画像を形成する工程; ここで、該媒体の少なくとも非露光領域において、該超酸前駆体と、該超酸前駆体を不可逆的に分解する反応性物質とを反応させ、これにより該画像を定着することを特徴とする。
IPC (3件):
B41M 5/30 ,  B41M 5/26 ,  G03C 1/73
FI (3件):
B41M 5/18 102 Z ,  G03C 1/73 ,  B41M 5/18 Q

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