特許
J-GLOBAL ID:200903058413849024

永久磁石式回転電機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 恩田 博宣 ,  恩田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-039709
公開番号(公開出願番号):特開2008-206308
出願日: 2007年02月20日
公開日(公表日): 2008年09月04日
要約:
【課題】誘起電圧、トルク脈動だけでなくコギングトルクも低減することができる回転電機を提供する。【解決手段】固定子11に設けられたティース12には巻線13が分布巻により巻回されている。回転子14の外周面に、固定子11のティース間距離TSより小さな幅W1の第1溝19が、各磁極のd軸20を挟んで両側に形成されている。第1溝19は、第1溝19のd軸20から遠い側の縁部19bまでの回転子周方向の距離がティース間距離TSの1.3倍以下になるように形成されている。回転子14の外周面には、永久磁石17の回転子外周に最も近い端部の近くに形成されたブリッジ部21の幅が最も狭くなる部分よりもd軸側に第2溝22a,22bが形成されている。第2溝22a,22bは幅方向の中心と回転子14の中心軸とを結ぶ直線23と、d軸20との成す電気角θが54度程度の位置に形成されている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
複数個の永久磁石がロータコア内に埋め込まれた回転子を備えた永久磁石式回転電機であって、 固定子に設けられたティースには巻線が分布巻により巻回され、 前記回転子の各磁極において、前記回転子の外周面に、各磁極のd軸を挟んで両側に第1溝が形成されるとともに、前記永久磁石の回転子外周に最も近い端部の近くに形成されたブリッジ部の幅が最も狭くなる部分よりもd軸側に第2溝が形成され、 前記第1溝は回転子内周側に最も近い底部と、前記底部の両側に第1溝の縁である縁部を有し、 前記縁部は、前記底部の中央から回転子の周方向の固定子のティース間距離の1/2の範囲内かつ前記d軸を超えない範囲内において、前記底部より回転子外周側かつ回転子の最外部の回転半径より回転子の内周側に位置する壁面のうちで、最も前記底部から回転子の周方向に遠い部分であり、 前記第1溝のd軸から遠い側の縁部までの回転子の周方向の距離が前記固定子のティース間距離の1.3倍以下になるように形成されていることを特徴とする永久磁石式回転電機。
IPC (3件):
H02K 1/06 ,  H02K 1/27 ,  H02K 1/22
FI (5件):
H02K1/06 Z ,  H02K1/27 501K ,  H02K1/27 501M ,  H02K1/27 501A ,  H02K1/22 A
Fターム (28件):
5H601AA22 ,  5H601CC15 ,  5H601DD01 ,  5H601DD11 ,  5H601DD18 ,  5H601DD25 ,  5H601EE12 ,  5H601EE38 ,  5H601EE39 ,  5H601FF02 ,  5H601FF04 ,  5H601FF17 ,  5H601GA02 ,  5H601GA13 ,  5H601GB05 ,  5H601GB12 ,  5H601GB33 ,  5H601GB34 ,  5H601GB49 ,  5H601KK01 ,  5H622AA02 ,  5H622CA02 ,  5H622CA10 ,  5H622CA14 ,  5H622CB03 ,  5H622CB05 ,  5H622PP07 ,  5H622PP10
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 電動機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-123499   出願人:トヨタ自動車株式会社

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