特許
J-GLOBAL ID:200903058420158134

バーコード読取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-009308
公開番号(公開出願番号):特開平8-202804
出願日: 1995年01月24日
公開日(公表日): 1996年08月09日
要約:
【要約】【目的】 読取口径内においてバーコード読取性能が均一になるよう精度よく調整することができ、しかも調整操作の容易なバーコード読取装置を提供する。【構成】 バーコードの読取に応じてイメージセンサより出力される画像信号は、増幅器にて増幅後、二値化回路にて二値化される。調整モード(120Y) ではバーコードの読取起動後、走査(読取)が終了するまでの間、二値化信号が反転する毎に、所定時間t0待機後、増幅信号の信号レベルを検出しこれを順次記憶する(140〜200)。走査終了後、記憶された信号レベルに基づいて増幅信号の振幅Aを算出し、振幅Aが所定の調整範囲内になければ増幅器の増幅率を変更(230〜270)して、上述の信号レベル検出,振幅Aの算出及び調整範囲との比較を振幅Aが調整範囲内に入るまで繰り返し実行する。その結果、二値化回路には平均的に所定の振幅Aを有する増幅信号が入力されるため安定した二値化が行われる。
請求項(抜粋):
バー,スペースを配列してなるバーコードに反射して入射される入射光を光電変換し受光量に応じた電気信号を出力する、少なくとも一列に配列された多数の受光素子からなるラインセンサと、該ラインセンサの各受光素子の出力を順次出力する信号出力手段と、該信号出力手段からの電気信号を所定の増幅率で増幅する増幅器と、該増幅器からの増幅信号を二値化する二値化手段と、を備えたバーコード読取装置において、当該装置の動作モードを通常のバーコード読取モードから調整モードに切り替えるモード切替手段と、上記動作モードが調整モードである場合に起動され、上記ラインセンサから1ライン分の電気信号が出力される間に、上記増幅器からの増幅信号の信号レベルを所定のタイミングにて繰り返し検出する信号レベル検出手段と、該信号レベル検出手段が検出した信号レベルをバーレベルとスペースレベルとに分別して夫々の平均値を算出し、該算出された各平均値の偏差を上記増幅信号の振幅として算出する振幅算出手段と、該振幅算出手段にて算出された振幅が所定の調整範囲外にある場合に、当該振幅が上記調整範囲内になるよう上記増幅器の増幅率を変更する増幅率変更手段と、を設けたことを特徴とするバーコード読取装置。
IPC (2件):
G06K 7/10 ,  G06K 7/00
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平4-317188
  • 特開昭53-003734
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-317188
  • 特開昭53-003734

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