特許
J-GLOBAL ID:200903058422361123

導線の絶縁被膜除去装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-278377
公開番号(公開出願番号):特開平6-141432
出願日: 1992年10月16日
公開日(公表日): 1994年05月20日
要約:
【要約】【目的】 導線の絶縁被膜を除去する装置に関し、製品の小型化、耐熱性の向上に対応した、簡便で、微小部分にも適用でき、耐熱性の高い絶縁被膜にも対応できる導線の絶縁被膜除去装置を提供することを目的とする。【構成】 炭酸ガスレーザ発振器1の発振を止めた状態で光学系部3にて炭酸ガスレーザが集光される照射スポット位置に絶縁被膜除去を行おうとする導線6が位置決めされるように治具8にてコイル部品5を固定する。この状態で電磁弁12を作動させてノズル9より炭酸ガスレーザの照射スポットにアシストガスの吹き付けを始め、炭酸ガスレーザ発振器1の電源及び制御部2に信号を送って炭酸ガスレーザ発振器1を一定時間発振させて導線6の絶縁被膜を除去し、炭酸ガスレーザの照射が終了した後、アシストガスの吹き付けを停止する構成とすることにより、上記炭酸ガスレーザ光によって導線に被覆された絶縁被膜の温度が上昇して溶融・蒸発し、必要とする部分の絶縁被膜のみを極めて容易に除去することが可能となり、簡便で、微小部分にも適用でき、耐熱性の高い絶縁被膜にも対応することができる。
請求項(抜粋):
電源ならびにこの電源を制御する制御部を接続した炭酸ガスレーザ発振器と、この炭酸ガスレーザ発振器から放射される炭酸ガスレーザ光を集光する光学系部と、この光学系部に結合されたノズルと、このノズルの下部に絶縁被膜付の導線あるいは同導線を用いた電子部品などを位置決め固定するテーブル部からなり、上記導線に被覆された絶縁被膜を炭酸ガスレーザ光にて溶融し除去を行う導線の絶縁被膜除去装置。
IPC (5件):
H02G 1/12 302 ,  B23K 26/00 ,  B23K 26/14 ,  H01F 41/10 ,  B23K101:34
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭61-135496
  • 特開昭58-168288
  • 特開平4-176814

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