特許
J-GLOBAL ID:200903058423745111

エポキシ樹脂系接着性組成物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-034121
公開番号(公開出願番号):特開平7-224144
出願日: 1994年02月07日
公開日(公表日): 1995年08月22日
要約:
【要約】【構成】 (A)ビスフェノールA型エポキシ樹脂100重量部と、(B)(1)ガラス転移温度(Tg)が-45°Cのn-ブチルアクリレート及びジビニルベンゼンート共重合体から成るコア成分及び(2)Tgが105°Cのメチルメタクリレート及びメタクリル酸とから得られた共重合体から成るシェル成分とから構成されたコア/シェル型共重合体に水酸化カリウムを添加してイオン架橋させた樹脂粒子30重量部と、(C)ジシアンジアミド8重量部等から成るエポキシ樹脂系接着性組成物を製造するに際し、JIS-K5101の粒度計で5μmの粒度に分散させた該イオン架橋させた樹脂粒子の分画60重量部を含む組成物成分と、JIS-K5400の粒度計で15〜25μmの粒度に分散させた該イオン架橋させた樹脂粒子の分画40重量部を含む組成物成分を混合し、かつ混合後の該イオン架橋させた樹脂粒子の粒度が15〜25μmであるようにするエポキシ樹脂系接着性組成物の製造方法。【効果】 疑似硬化性を有し、大きな接着強度を有する接着性組成物が得られる。
請求項(抜粋):
(A)エポキシ樹脂100重量部と、(B)(1)ガラス転移温度が-20°C以下の重合体からなるコア成分と(2)ガラス転移温度が50〜150°Cのシェル成分とで構成されるコア/シェル型共重合体の樹脂粒子5〜70重量部と、(C)エポキシ樹脂用硬化剤3〜30重量部とを含有するエポキシ樹脂系接着性組成物を製造するに際し、該エポキシ樹脂の分画にJIS-K5101の粒度計で1〜10μmの粒度に分散させた該樹脂粒子の分画(a)と該エポキシ樹脂の分画にJIS-K5400の粒度計で10〜50μmの粒度に分散させた該樹脂粒子の分画(b)とを、(a)/(b)の重量比が100/(0〜100)の範囲で、かつ混合後の該樹脂粒子の粒度がJIS-K5101の粒度計で1μm以上であるように混合することを特徴とするエポキシ樹脂系接着性組成物の製造方法。
IPC (2件):
C08G 59/18 NKK ,  C08L 63/00 NJN

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