特許
J-GLOBAL ID:200903058425858894

外用貼付剤

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-083717
公開番号(公開出願番号):特開平10-279472
出願日: 1997年04月02日
公開日(公表日): 1998年10月20日
要約:
【要約】【課題】伸縮性性に優れ、人体の屈曲部に貼付して優れた追従性を持ち、シワにならず、剥がれにくく、違和感の少ない外用貼付剤を提供する。【解決手段】表面基材の片面に、薬剤を含有した粘着剤層が形成されている外用貼付剤において、該表面基材が、下記(イ)および下記(ロ)の条件を満足する高分子フィルムであることを特徴とする外用貼付剤である。条件(イ):下記[式1]で示されるループ反発率(JIS L1018,曲げ反発性試験のループ圧縮法)が40〜70%であること。【数1】条件(ロ):引張速度300mm/分で50%引張伸ばし、解放後の伸びの回復率が90%以上であること。
請求項(抜粋):
表面基材の片面に、薬剤を含有した粘着剤層が形成されている外用貼付剤において、該表面基材は、下記(イ)および下記(ロ)の条件を満足する高分子フィルムであることを特徴とする外用貼付剤。条件(イ)高分子フィルムを幅25mm、長さ70mmの試験片にし、その両端各10mmを重ね合わせて、万能引張試験機の下部つかみに該重ね合わせた部分を固定して、ループ長さ50mmのループ状にする。上部つかみには加圧子として縫い針を固定し、該加圧子を降下させ、ループに接触したところから固定端と加圧子先端の距離が5mmになるまで降下させたときの移動距離中間点の荷重と、その後、同速度で加圧子を上昇させたときの移動距離中間点の荷重を測定する。この測定値より、下記[式1]で示されるループ反発率(JIS L1018,曲げ反発性試験のループ圧縮法)を算出する。このループ反発率が40〜70%であること。【数1】条件(ロ)高分子フィルムを幅15mm、長さ100mmの試験片にし、つかみ間隔50mmで、万能引張試験機にて、引張速度300mm/分で50%引張伸ばし、解放後の伸びの回復率を下記[式2]で測定する。この回復率が90%以上であること。【数2】

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