特許
J-GLOBAL ID:200903058427364988

アクティブ消音装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-141266
公開番号(公開出願番号):特開平5-333877
出願日: 1992年06月02日
公開日(公表日): 1993年12月17日
要約:
【要約】【目的】 ダクト(1)内の空間(2)に対するアクティブ消音において、ダクト(1)の内寸法で決まる消音可能な限界値を越えて消音できるようにし、消音可能な周波数帯域を拡大する。【構成】 ダクト(1)内をダクト長さ方向に延びる仕切板(3)により複数の空間(2a),(2a),...に仕切り、そのうちの特定空間(2a)について騒音及びモニタ音の検出をそれぞれマイクロフォン(6),(8)で行い、スピーカ(7)から全ての空間(2a),(2a),...に位相反転音を放射するようにする。このことで、騒音及びモニタ音検出用のマイクロフォン(6),(8)や制御回路等の消音システムの数を増やすことなく簡易な構成で、ダクト(1)の消音可能な周波数限界値を高くして消音帯域を拡大する。
請求項(抜粋):
ダクト(1)内の空間(2)を消音するアクティブ消音装置であって、上記空間(2)がダクト長さ方向に延びる少なくとも1つの仕切部材(3)により複数の空間(2a),(2a),...に並列に仕切られていて、該複数の空間(2a),(2a),...のうちの1つが音検出空間(2a)とされ、上記音検出空間(2a)の騒音を検出して騒音信号を出力する騒音検出手段(6)と、該騒音検出手段(6)からの騒音信号に対して逆位相で同振幅の反転音信号を生成するFIRフィルタ(12)と、該FIRフィルタ(12)により生成された反転音信号を受けて反転音を全ての空間(2a),(2a),...に放射するスピーカ(7),(7),...と、上記音検出空間(2a)の所定観測点に配置され、該観測点の低減音レベルを検出して低減音信号を出力するモニタ手段(8)と、該モニタ手段(8)からフィードバックされた低減音レベルにより上記観測点周辺の音圧レベルを低減するように上記FIRフィルタ(12)のフィルタ係数を更新する適応型アルゴリズム実行手段(13)とを備えたことを特徴とするアクティブ消音装置。
IPC (4件):
G10K 11/16 ,  F24F 13/02 ,  H03H 17/04 ,  H03H 21/00

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