特許
J-GLOBAL ID:200903058429592422

旋回装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-191100
公開番号(公開出願番号):特開平9-021142
出願日: 1995年07月04日
公開日(公表日): 1997年01月21日
要約:
【要約】【課題】 ピニオンと旋回輪との噛合部を潤滑するグリースと、ハウジング内で減速機構等を潤滑する潤滑油とが混合するのを防止する。【解決手段】 カラー部材41の上部外周側にリテーナ30側に突出して拡径するフランジ部41Aを設けると共に、オイルシール42に軸方向に弾性変形可能となったリップ部45を設ける構成とする。これにより、ピニオン25と旋回輪26との噛合部から噴出したグリースにより、リップ部45の上側オイルシールリップ46Aが、カラー部材41に設けられたフランジ部41Aの下面に圧接され、上側オイルシールリップ46Aとカラー部材41との密着性が向上するから、ピニオン25と内輪27の内歯27Aとの噛合部から噴出したグリースがハウジング11内に侵入して潤滑油に混合するのを確実に防止できる。
請求項(抜粋):
下端側が上部旋回体に取付けられ、上端側に回転源が設けられたハウジングと、該ハウジング内に設けられ、前記回転源の回転を減速する減速機構と、前記ハウジング内から下向きに突出し、該減速機構によって減速された回転を出力する出力軸と、該出力軸の下端側に設けられ、下部走行体に対して上部旋回体を旋回可能に支持する旋回輪と噛合するピニオンと、前記ハウジングと出力軸との間に設けられ該出力軸を回転可能に支持する軸受と、前記ハウジングの下端側に設けられ該軸受を支持するリテーナと、該リテーナよりも径方向内側に位置して前記ピニオンと軸受との間に設けられたカラー部材と、前記ハウジング内で前記減速機構を潤滑する潤滑油を前記ピニオンと旋回輪との噛合部を潤滑するグリースに対して隔絶するため、該カラー部材と前記リテーナとの間に設けられたオイルシールとからなる旋回装置において、前記カラー部材の外周側には前記リテーナ側に突出して拡径するフランジ部を設け、前記オイルシールは、前記リテーナに嵌着する円筒状の取付部と、該取付部から前記カラー部材に向けて伸長し、軸方向に弾性変形したときに前記フランジ部の下面に圧接されるリップ部とから構成としたことを特徴とする旋回装置。
IPC (2件):
E02F 9/12 ,  B66C 23/84
FI (2件):
E02F 9/12 Z ,  B66C 23/84 C

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