特許
J-GLOBAL ID:200903058429768911

自動変速機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 丈夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-244969
公開番号(公開出願番号):特開平5-060223
出願日: 1991年08月30日
公開日(公表日): 1993年03月09日
要約:
【要約】【目的】 後進段を設定するための摩擦係合装置の耐久性を向上させる。【構成】 後進段を設定すべきことを後進段判断手段3が判断し、また特定制御不可検出手段4が、エンジントルクダウンなどの特定制御を行い得ないことを検出すると、変速指令手段5が、通常使用される後進段より変速比の小さい他の後進段を設定するよう変速指令信号を出力する。その結果、前記摩擦係合装置2にトルクがかからず、あるいはそのトルクが低減されるので、その摩擦係合装置2がスリップせず、その耐久性が向上する。
請求項(抜粋):
変速比が相違する複数の前進変速段と変速比が相違する複数の後進変速段とを設定可能な歯車列を備えるとともに、第1の後進段が設定されたとき、これを設定させるために係合させる摩擦係合装置の保護のために実行される特定制御を行う自動変速機の制御装置において、後進段を設定すべきことを判断する後進段判断手段と、前記特定制御を行えないことを検出する特定制御不可検出手段と、後進段を設定すべきことを前記後進段判断手段が判断しかつ前記特定制御不可検出手段が前記特定制御を行えないことを検出した場合に前記歯車列を前記第1の後進段に比べて変速比の小さい他の後進段に設定させる変速指令手段とを有していることを特徴とする自動変速機の制御装置。

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