特許
J-GLOBAL ID:200903058431164969

荷役計画作成方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 武男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-000948
公開番号(公開出願番号):特開平11-199059
出願日: 1998年01月06日
公開日(公表日): 1999年07月27日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 制約条件を全て考慮した上で,最も能率的な荷役が行える最適解を短時間で自動的に算出することが可能な荷役計画作成装置を提供する。【解決手段】 荷役計画を構成する決定変数に任意の値を設定する。上記決定変数の値に基づいて,全ての船に関してシミュレートを行い,荷役の能率性に関する評価関数を算出する。上記評価関数値が閾値に達するまで上記決定変数の値を変更しながら最適化処理を行う。これにより,バース,荷役装置の競合や入出港時刻などの様々な制約条件の下でも,最適解を最も低く抑える荷役計画を,容易,且つ確実に求めることができる。また,ハッチストレス制約を満たすように,1隻の船舶の複数のハッチからの積み降ろしパターンを予め幾つか作成し,それを決定変数の一つとして組み込めば,船毎に変化する制約を容易に最適化処理に組み込むことができると共に,計算時間を大幅に短縮することができる。
請求項(抜粋):
複数のバースと,該バースに着岸した船舶から荷物を積み降ろして所定の位置まで搬送する互いに並列に設置された複数の荷役装置とを用いて行う複数の船舶に対する荷役の計画を作成する荷役計画作成方法において,上記複数の荷役装置を用いた上記船舶から上記所定位置までの荷役に関する所定の制約条件の下で,上記荷役計画を構成する所定の決定変数に任意の値を設定する決定変数設定工程と,上記決定変数設定工程で設定された上記決定変数の値に基づいて,荷役の能率性に関する所定の評価関数の値を算出する評価関数値算出工程と,上記評価関数値算出工程で算出された上記評価関数値が所定の閾値に達するまで,上記決定変数の値を変更しながら上記決定変数設定工程及び上記評価関数値算出工程を繰り返す最適化工程とを具備してなることを特徴とする荷役計画作成方法。
IPC (2件):
B65G 67/60 ,  G06F 17/60
FI (2件):
B65G 67/60 B ,  G06F 15/21 Z

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