特許
J-GLOBAL ID:200903058433971080

直流抵抗溶接機の溶接電流制御方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 千葉 剛宏 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-231766
公開番号(公開出願番号):特開平7-088659
出願日: 1993年09月17日
公開日(公表日): 1995年04月04日
要約:
【要約】【目的】亜鉛めっきが施されたワークを溶接する際に、高い溶接強度を安定して得ることのできる直流抵抗溶接機の溶接電流制御方法および装置を提供する。【構成】溶接コントローラ30のCPU50は、ワークに通電される検査電流を2次側電流検出器34を介して検出することにより、ワーク間およびワークと電極チップ間が溶接電流の通電可能な状態か否かを判定し、通電可能な状態であればCPU50は立上りが急峻な第1溶接電流を通電して亜鉛めっきを溶融させ、次いで、第2溶接電流を通電してナゲットを生成させ、さらに、第3溶接電流を通電して前記ナゲットを成長させることにより、亜鉛めっきが施されたワークに対する溶接で適性なナゲットを得る。従って、亜鉛めっきが施されたワークであっても、高い溶接強度を安定して得ることが可能となる。
請求項(抜粋):
亜鉛めっきが施されたワークに通電する溶接電流を制御する直流抵抗溶接機の溶接電流制御方法であって、電極チップに挟持された前記ワークに前記電極チップを介して予め設定された値の電流を通電し、通電電流検出手段により検出した前記電流に基づいて前記ワーク間および前記ワークと前記電極チップ間の接触状態の良否を判定する第1のステップと、前記接触状態が良と判定されたとき、前記ワーク間の接触面側に施された亜鉛めっきを溶融するための第1の溶接電流を通電する第2のステップと、前記第1の溶接電流を通電した後、前記ワークにナゲットを生成させるための第2の溶接電流を通電する第3のステップと、前記第2の溶接電流を通電した後、前記ナゲットを成長させるための第3の溶接電流を通電する第4のステップと、からなることを特徴とする直流抵抗溶接機の溶接電流制御方法。
IPC (5件):
B23K 11/24 315 ,  B23K 11/24 338 ,  B23K 11/24 400 ,  B23K 11/16 311 ,  B23K 11/25 510

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