特許
J-GLOBAL ID:200903058442101900

ローカルメモリに組み込んでいるリモートキャッシュとcc-NUMA(キャッシュ整合型の不均一メモリアクセス)アーキテクチュアを有するデータ処理システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-288429
公開番号(公開出願番号):特開平11-232173
出願日: 1998年10月09日
公開日(公表日): 1999年08月27日
要約:
【要約】【課題】 独立したメモリとしてリモートキャッシュを実装するには、専用メモリ制御装置のサポートも必要であり、かつ、このような実装は柔軟性がない。【解決手段】 ノード1、2がリモート・インタフェース・ブリッジ13および相互通信リング14を用いて相互通信し、メモリアドレスで定められたシステムメモリ空間にプロセッサ3、4がアクセスするデータ処理システムにおいて、各ノードは、システムメモリ空間の一部をローカルメモリの他の部分9Aにマップするユニット10と、それぞれ、ローカルメモリの他の部分に格納されたデータブロックに対応付けられ、しかも、それぞれブロックを識別するインデックスと、ブロックの整合状態を示すビットから成っているラベル(タグ)を格納して、各ノードにあるローカルメモリの他の部分がノードのリモートキャッシュになるようにするSRAM技術のメモリを備えていることを特徴とする。
請求項(抜粋):
それぞれがローカルバス(11)を用いてDRAM技術のローカルメモリ(9)と相互通信する少なくとも1つのプロセッサ(3、4)で構成された複数のノード(1、2)から成り、それらのノード(1、2)がリモート・インタフェース・ブリッジ(13)および少なくとも1つの相互通信リング(14)を用いて相互通信し、それぞれがデータブロックおよびデータブロック内の1バイトを識別する複数のメモリアドレスで定められたシステムメモリ空間に各ノード(1、2)の少なくとも1つのプロセッサ(3、4)がアクセスする、cc-NUMAアーキテクチュアを有するデータ処理システムであって、各ノードが、ローカルメモリ(9)を構成し、ノードごとに異なるシステムメモリ空間の第1の部分をローカルメモリの一部に単独にマップし、全体として他のノードすべてのローカルメモリの一部に単独にマップされたシステムメモリ空間の一部をローカルメモリの残りの部分(9A)にマップするユニット(10)とそれぞれが、前記のローカルメモリの残りの部分に格納されたデータブロックに対応付けられ、かつ、ブロックを識別するインデックスとブロックの整合状態を示すビットから成る複数のラベル(タグ)を格納して、各ノードにあるローカルメモリの残りの部分がノードのリモートキャッシュを構成するためのSRAM技術のメモリとを備えていることを特徴とするデータ処理システム。
IPC (2件):
G06F 12/08 310 ,  G06F 15/16 645
FI (2件):
G06F 12/08 310 B ,  G06F 15/16 645

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