特許
J-GLOBAL ID:200903058446211920

熱転写記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池浦 敏明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-118074
公開番号(公開出願番号):特開平5-254256
出願日: 1992年04月10日
公開日(公表日): 1993年10月05日
要約:
【要約】【目的】 衣料等の表示用に用いる熟転写記録媒体において、インク層から被転写体への転写性が良く、ドライクリーニング耐性やソーピング耐性にも優れた鮮明なカラー転写画像の形成可能な熱転写媒体を提供する。【構成】 支持体上に着色剤及び樹脂結着剤を主成分とするインク層を設けてなる熱転写記録媒体において、前記着色剤が(1)ハロゲン化されていても良い銅フタロシアニン系顔料(2)特定のアゾ系顔料であると共に、インク層中の着色剤と樹脂結着剤との量の比率が、DIN53194法による着色剤の粉末嵩密度から算出した嵩(密度の逆数)をA(cm3/g)、樹脂結着剤の嵩(密度の逆数)をB(cm3/g)、インク層中の着色剤および樹脂結着剤の重量分率をそれぞれxおよびyとした際に、式(A×x)/(B×y)=3〜10を満足させる値であることを特徴とする熱転写記録媒体。
請求項(抜粋):
支持体上に、着色剤及び樹脂結着剤を主成分とするインク層を設けてなる熱転写記録媒体において、(A)前記着色剤が、(a)銅フタロシアニン系およびハロゲン化銅フタロシアニン系の顔料(b)下記一般式〔1〕で表わされるアゾ系顔料【化1】〔式中、R1、R2およびR3はそれぞれ同一または異なっていてもよく、HまたはCnH2n+1(但しn=1〜3)であり、X1、X2、X3およびX4はそれぞれ同一または異なっていてもよく、HかClかBrである〕(c)下記一般式〔2〕で表わされるアゾ系顔料【化2】〔式中、X1、X2およびX3はそれぞれ同一または異なっていてもよく、HかClかBrである〕(d)下記一般式〔3〕で表わされるアゾ系顔料【化3】〔式中、X1、X2、X3およびX4はそれぞれ同一または異なっていてもよく、CnH2n+1(但しn=1〜3)であるか、またはH、ClおよびBrから選ばれる原子である〕(e)下記一般式〔4〕で表わされるアゾ系顔料【化4】〔式中、R1、R2およびR3はそれぞれ同一または異なっていてもよく、HまたはCnH2n+1(但しn=1〜3)であり、X1、X2、X3およびX4はそれぞれ同一または異なっていてもよく、HかClかBrである〕の中から選ばれる少なくとも1種の顔料であると共に、(B) インク層中の着色剤と樹脂結着剤との量の比率が、DIN53194法による着色剤の粉末嵩密度から算出した嵩(密度の逆数)をA(cm3/g)、樹脂結着剤の嵩(密度の逆数)をB(cm3/g)、インク層中の着色剤および樹脂結着剤の重量分率をそれぞれxおよびyとした際に、下記式(A×x)/(B×y)=3〜10を満足させる値であることを特徴とする熱転写記録媒体。
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭60-083893
  • 特開平2-214696
  • 特開平3-213395
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