特許
J-GLOBAL ID:200903058458733558

固体カラー撮像方法及び固体カラー撮像装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-039367
公開番号(公開出願番号):特開平5-244610
出願日: 1992年02月26日
公開日(公表日): 1993年09月21日
要約:
【要約】【目的】 光の利用率を高め、かつまた色偽信号を抑制する。【構成】 色差線順次配列の色フィルタ12aを組み合わせた第1の固体撮像素子12の画素ごとのサンプル信号と、前記色差線順次配列の正方配列ブロックの対角どうしを入れ換えた色差線順次配列の色フィルタ13aを組み合わせた第2の固体撮像素子13の画素ごとのサンプル信号とを用い、両サンプル信号の合成により輝度信号Yを生成するとともに、互いに逆相のサンプリングパルスによりそれぞれ1画素置きに再サンプリングしたものどうしを加算して得た2種類の信号から色信号Cを生成することにより、2板式の能力限界まで感度を高めるとともに水平色偽信号の発生を抑制する。
請求項(抜粋):
混合読み出しされる2画素が垂直方向に隣接する2行2列の正方配列ブロックとこの正方配列ブロックとは一行だけ画素配列が逆転する正方配列ブロックとがそれぞれ水平方向に隣接して配列された色差線順次配列の色フィルタを有する第1の固体撮像素子から、第1のサンプルホールド回路が垂直方向に隣接する2画素ごとに混合読み出しを行うとともに、前記第1の固体撮像素子の個々の正方配列ブロックの対角画素どうしを入れ換えた色差線順次配列の色フィルタを有する第2の固体撮像素子から、第2のサンプルホールド回路が、垂直方向に隣接する2画素ごとに混合読み出しを行い、前記第1のサンプルホールド回路の出力と前記第2のサンプルホールド回路の出力を合成して輝度信号を生成し、同時にまた前記第1のサンプルホールド回路の出力を第1の色信号サンプリングパルスにより1画素置きに再サンプリングして得たサンプル信号と前記第2のサンプルホールド回路の出力を前記第1の色信号サンプリングパルスとは逆相の第2の色信号サンプリングパルスにより1画素置きに再サンプリングして得たサンプル信号とを加算する一方、前記第1のサンプルホールド回路の出力を前記第2の色信号サンプリングパルスにより1画素置きに再サンプリングして得たサンプル信号と前記第2のサンプルホールド回路の出力を前記第1の色信号サンプリングパルスにより1画素置きに再サンプリングして得たサンプル信号とを加算し、それぞれの加算結果を用いて色信号を生成することを特徴とする固体カラー撮像方法。

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