特許

J-GLOBAL ID：200903058461749732

反射防止膜および表示装置

発明者： 花岡 英章 ,  久松 史明 ,  山下 尚孝 ,  小林 政広
出願人/特許権者： ソニー株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-348530
公開番号（公開出願番号）：特開2000-171605
出願日： 1998年12月08日
公開日（公表日）： 2000年06月23日
要約：

【要約】【課題】 広い範囲で光透過率調整が可能である反射防止膜を提供するとともに、良好な表示品質を有する表示装置を提供することである。【解決手段】 画像を表示するパネル基材の表面上に、少なくとも金属膜、金属窒化膜および金属酸化膜のうちの何れか1種で構成された第1,2の光吸収膜と、第1,2の光吸収膜の間に形成された誘電体膜とを有する反射防止膜が形成され、この誘電体膜が2層の低屈折率層とこの2層の低屈折率層の間に形成された高屈折率層とを有することを特徴とする。そして、2層の低屈折率層の光学的膜厚が何れも可視光領域における波長のほぼ3/32であり、高屈折率層の光学的膜厚が可視光領域における波長のほぼ1/16であり、且つこれらの合計の膜厚が可視光領域における波長のほぼ1/4のものが望ましい。

請求項（抜粋）：

基材上に複数の薄膜を積層した多層構造を有する反射防止膜において、前記薄膜が、少なくとも金属膜、金属窒化膜および金属酸化膜のうちの何れか1種で構成された第1の光吸収膜と、少なくとも金属膜、金属窒化膜および金属酸化膜のうちの何れか1種で構成された第2の光吸収膜と、前記第1の光吸収膜と前記第2の光吸収膜との間に形成された誘電体膜とを有し、前記誘電体膜が、2層の低屈折率層と、前記2層の低屈折率層の間に形成された高屈折率層とを有することを特徴とする反射防止膜。

IPC (2件)：

G02B 1/11 ,  H04N 5/65

FI (2件)：

G02B 1/10 A ,  H04N 5/65

Fターム (4件)：

2K009AA07 ,  2K009CC02 ,  2K009CC03 ,  2K009CC14