特許
J-GLOBAL ID:200903058466252402

積層塗膜形成方法及び積層塗膜

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-092697
公開番号(公開出願番号):特開2002-282773
出願日: 2001年03月28日
公開日(公表日): 2002年10月02日
要約:
【要約】【課題】 水性塗料を用いる3コート1ベーク塗装方式によっても、高つきまわり性があり、仕上がり外観や耐食性等の塗膜性能において、従来の3コート3ベーク塗装方法と同等の3コート膜を提供しうる積層塗膜形成方法を提供すること。【解決手段】 硬化カチオン電着塗膜の上にウェット・オン・ウェットで未硬化の水性中塗り塗膜、水性ベース塗膜及びクリヤー塗膜を形成し、その後、これらを同時に加熱硬化させる、積層塗膜を形成する方法において、カチオン電着塗料として、揮発性有機分含有量(VOC)及び金属イオン濃度が低い無鉛性カチオン電着塗料を用い、中塗り塗料として、塗膜形成樹脂溶液をノニオン系分散剤及び/又はカチオン系分散剤によって水分散させたものを用いる方法。
請求項(抜粋):
カチオン電着塗料を用いる電着塗装方法により被塗物の表面上に電着塗膜を形成し、これを加熱硬化させて硬化電着塗膜を形成する工程(I)、硬化電着塗膜の上に水性中塗り塗料を塗布して、未硬化の中塗り塗膜を形成する工程(II)、未硬化の中塗り塗膜の上に水性ベース塗料を塗布して、未硬化のベース塗膜を形成する工程(III)、未硬化のベース塗膜の上にクリヤー塗料を塗布して、未硬化のクリヤー塗膜を形成する工程(IV)、及び未硬化の中塗り塗膜、ベース塗膜及びクリヤー塗膜を同時に加熱硬化させる工程(V)、を包含する積層塗膜を形成する方法において、該カチオン電着塗料が、水性媒体、水性媒体中に分散するか又は溶解した、カチオン性エポキシ樹脂及びブロックイソシアネート硬化剤を含むバインダー樹脂、カチオン性エポキシ樹脂を中和するための中和酸、有機溶媒、金属触媒を含有し、揮発性有機分含有量が1重量%以下であり、金属イオン濃度が500ppm以下であり、中和酸の量がバインダー樹脂固形分100gに対して10〜30mg当量である無鉛性カチオン電着塗料であり、該水性中塗り塗料が、塗膜形成樹脂溶液をノニオン系分散剤及び/又はカチオン系分散剤によって水分散させたものを含有することを特徴とする積層塗膜形成方法。
IPC (7件):
B05D 1/36 ,  B05D 3/10 ,  B05D 7/14 ,  B05D 7/24 301 ,  C25D 13/00 308 ,  C25D 13/06 ,  C25D 13/10
FI (8件):
B05D 1/36 A ,  B05D 3/10 P ,  B05D 7/14 L ,  B05D 7/24 301 E ,  C25D 13/00 308 C ,  C25D 13/06 E ,  C25D 13/10 B ,  C25D 13/10 A
Fターム (39件):
4D075AE09 ,  4D075AE10 ,  4D075AE17 ,  4D075BB27Z ,  4D075BB99Y ,  4D075CA04 ,  4D075CA13 ,  4D075CA32 ,  4D075CA33 ,  4D075CA38 ,  4D075CA47 ,  4D075CB04 ,  4D075CB06 ,  4D075CB13 ,  4D075DA23 ,  4D075DB01 ,  4D075DC11 ,  4D075EA06 ,  4D075EA10 ,  4D075EA19 ,  4D075EB08 ,  4D075EB12 ,  4D075EB13 ,  4D075EB22 ,  4D075EB32 ,  4D075EB33 ,  4D075EB35 ,  4D075EB36 ,  4D075EB37 ,  4D075EB38 ,  4D075EB52 ,  4D075EB55 ,  4D075EB56 ,  4D075EC11 ,  4D075EC31 ,  4D075EC37 ,  4D075EC52 ,  4D075EC54 ,  4D075EC60

前のページに戻る