特許
J-GLOBAL ID:200903058466512846

アイドル時の点火時期制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-283265
公開番号(公開出願番号):特開平5-126022
出願日: 1991年10月29日
公開日(公表日): 1993年05月21日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 内燃機関のアイドル時の機関回転数を安定化する点火時期制御装置に関し、アイドル時の点火時期補正量を進角側と遅角側とで異ならせることにより、機関回転数のうねりを均一に補正することを目的とする。【構成】 アイドル時でNレンジ選択時は機関回転数のなまし値と機関回転数との差分ΔNと進角補正量ΔSとの関係を(A)に示す如く点対称の特性とする。一方、アイドル時でDレンジ選択時はNレンジ選択時に比し基本点火時期が進角側の点火時期対トルク特性のトルクピークに近い非直線部分に設定されるため、(B)に示す如く上記差分ΔNと進角補正量ΔSの関係を進角側の方が遅角側よりΔSが大となる非対称特性としてΔSを算出し、これを点火時期に反映させる。これにより、アイドル時でDレンジ選択時にも、点火時期補正によるトルク変動幅を進角側と遅角側とで同じにする。
請求項(抜粋):
内燃機関のアイドル状態を検出する検出手段と、該内燃機関の機関回転数を検出する回転数検出手段と、アイドル時の機関状態に応じて基本点火時期を算出する第1の算出手段と、アイドル時に前記回転数検出手段により検出された機関回転数と目標回転数との偏差を算出する第2の算出手段と、前記第1の算出手段により算出された前記基本点火時期が点火時期対トルク特性のトルクピークに近い非直線部分に設定されている機関運転状態時に、前記第2の算出手段により算出された機関回転数の偏差に応じて点火時期の進角側と遅角側とで非対称な補正量を算出する補正量算出手段と、該補正量算出手段により算出された該補正量に基づいて、前記基本点火時期を補正して点火時期を定める値を出力する点火時期演算手段とを有し、前記補正量算出手段は前記機関回転数が前記目標回転数より上昇したときは前記補正量を遅角側の値とし、該機関回転数が前記目標回転数より低下したときは前記補正量を進角側の値とすると共に、前記機関回転数の偏差が同じときに前記進角側の補正量の絶対値が前記遅角側の補正量の絶対値より大なる非対称特性に基づいて前記補正量を算出することを特徴とするアイドル時の点火時期制御装置。
IPC (3件):
F02P 5/15 ,  F02D 29/00 ,  F02D 45/00 322
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭58-176470
  • 特開昭63-109283

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