特許

J-GLOBAL ID：200903058466671960

高濃度有機廃液の処理方法

発明者： 佃 豊 ,  原田 吉明 ,  高土居 忠 ,  恵藤 良弘 ,  山田 登
出願人/特許権者： 大阪瓦斯株式会社 ,  栗田工業株式会社
代理人 (1件)： 重野 剛
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-241865
公開番号（公開出願番号）：特開平6-091279
出願日： 1992年09月10日
公開日（公表日）： 1994年04月05日
要約：

【要約】【目的】 高濃度有機廃液を所定量のO2 供存下に湿式触媒酸化塔へ送給して処理する方法において、原水の有機物濃度の変動に応じて湿式触媒酸化塔への原水流入量を制御することにより、湿式触媒酸化処理塔の能力を最大限に発揮させて、高水質処理水を安定かつ効率的に得る。【構成】 湿式触媒酸化塔の排ガス中のCO2 濃度を測定し、この測定値に基いて流入原水量を制御する。【効果】 原水の有機物濃度が変動しても処理水水質を安定化できる。空気(酸素)量を一定とすることができ、原水の有機物濃度に応じて空気(酸素)量を変化させる場合のように、塔内圧力の上昇の問題がなく、処理が安定する。常時、湿式触媒酸化塔の設定負荷となるように運転することができ、処理容量、処理効率が高い。後処理として高度処理工程を設ける場合においても、後処理工程の流入水水質が安定したものとなるため、後処理工程の処理効率の向上、安定化が図れる。

請求項（抜粋）：

高濃度有機廃液を所定量のO2 供給下に湿式触媒酸化塔へ送給して処理する方法において、前記酸化塔から排出される排ガス中のCO2 濃度を測定し、この測定値に基いて前記酸化塔へ送給する前記廃液の流量を制御することを特徴とする高濃度有機廃液の処理方法。