特許
J-GLOBAL ID:200903058475504481

廃熱回収機関

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 落合 健 ,  仁木 一明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-001311
公開番号(公開出願番号):特開2004-211636
出願日: 2003年01月07日
公開日(公表日): 2004年07月29日
要約:
【課題】潤滑媒体で潤滑される膨張機を備えた廃熱回収機関において、膨張機において混合した潤滑媒体および作動媒体を確実に分離して両媒体の再生を図る。【解決手段】ランキンサイクル装置の作動媒体循環回路110上に設けられた膨張機113の内部には、その摺動部を潤滑するためのオイルがミスト状になって浮遊しており、蒸気が膨張機113のピストンおよびシリンダの隙間から漏出すると、その蒸気がオイルミストと混合してしまう。膨張機113と一体に設けたセパレータ131の内部にはスチールウールのような分離部材が充填されており、オイルミストをスチールウールに付着させることで凝縮したオイルは膨張機113の内部に戻され、残った蒸気は蒸気戻し通路134を経てランキンサイクル装置の作動媒体循環回路110に直接戻される。【選択図】 図19
請求項(抜粋):
熱機関(111)の廃熱で液相作動媒体を加熱して高温・高圧の気相作動媒体を発生させる蒸発器(112)と、蒸発器(112)から供給された気相作動媒体の熱および圧力を機械エネルギーに変換する膨張機(113)と、膨張機(113)において降温・降圧した気相作動媒体を冷却して液相作動媒体に戻す凝縮器(114)と、凝縮器(114)から排出された液相作動媒体を蒸発器(112)に供給する循環ポンプ(115)とを順次連結したランキンサイクルで作動媒体循環回路(110)を構成し、 膨張機(113)はその被潤滑部を液相作動媒体と異なる潤滑媒体により潤滑するための潤滑経路(91)を備え、作動媒体循環回路(110)上の液相作動媒体から潤滑媒体を分離して該潤滑媒体を潤滑経路(91)に戻す潤滑媒体分離手段(137)を該作動媒体循環回路(110)に配置した廃熱回収機関であって、 潤滑経路(91)上で潤滑媒体に混入した液相作動媒体を該潤滑媒体から分離して作動媒体循環回路(110)に戻す作動媒体分離手段(118)を該潤滑経路(91)に配置し、膨張機(113)から漏れた気相作動媒体と潤滑媒体とを分離部材(136)によって分離し、該気相作動媒体を作動媒体循環回路(110)に戻すとともに該潤滑媒体を潤滑経路(91)に戻すセパレータ(131)を該膨張機(113)に設けたことを特徴とする廃熱回収機関。
IPC (7件):
F01K23/10 ,  F01B3/02 ,  F01B21/02 ,  F01B31/10 ,  F01D25/00 ,  F01D25/18 ,  F02G5/02
FI (7件):
F01K23/10 P ,  F01B3/02 ,  F01B21/02 ,  F01B31/10 ,  F01D25/00 P ,  F01D25/18 D ,  F02G5/02 B
Fターム (3件):
3G081BA20 ,  3G081BB10 ,  3G081BC07

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