特許
J-GLOBAL ID:200903058479480722

物体の光学的識別方法、及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 内藤 哲寛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-111231
公開番号(公開出願番号):特開平8-285765
出願日: 1995年04月11日
公開日(公表日): 1996年11月01日
要約:
【要約】【目的】相対移動を行う測定器の測定ヘッドと被識別物体との間の測定距離が変化する状態においても、被識別物体の分光立体角反射率を正確に算出可能にして、この物体の光学的識別を可能にすることである。【構成】測定器の測定ヘッドBには、被識別物体Mとの間の測定距離を検出するための超音波センサ2と、被識別物体Mで反射された異なる複数の設定波長の光のみを検出可能な複数の検出器C1 〜C6 とを備えていて、測定距離と、この測定距離における分光放射輝度とに基づいて被識別物体の各設定波長における分光立体角反射率を算出し、この複数の算出分光立体角反射率と、演算装置Dに予め入力されている各被識別物体に関する各設定波長における複数の基準分光立体角反射率とを比較演算して、その全部、又は一定数以上のものが設定許容範囲内において合致した場合においてのみ、被識別物体を、演算装置にその基準分光立体角反射率が入力されている物体であると判定する。
請求項(抜粋):
被識別物体の分光放射輝度を測定するための測定器の測定ヘッドと被識別物体との間の測定距離が変化する状態において、両者を相対移動させて被識別物体の分光立体角反射率を測定することにより該物体を光学的に識別するための方法であって、該測定ヘッドには、被識別物体で反射された異なる複数の設定波長の光のみをそれぞれ検出可能な複数の検出器と、該測定ヘッドと被識別物体との距離を検出するための距離センサと、光源とが備え付けられていると共に、演算装置には、白色面のような基準となる物体の基準測定距離における前記各設定波長に対する分光放射輝度と、該基準物体の測定距離に対する分光放射輝度の変化に関する関係式と、複数の被識別物体について基準測定距離における前記各設定波長に対する基準分光立体角反射率とがそれぞれ入力されていて、該測定ヘッドを構成する複数の検出器によりそれぞれ検出された前記各設定波長における被識別物体の分光放射輝度と、前記距離センサにより検出された測定距離と、前記関係式とに基づいて前記各設定波長における被識別物体の各分光立体角反射率をそれぞれ算出し、各算出分光立体角反射率を前記演算装置によって統計的に演算処理して、該演算装置に入力されている各被識別物体に関する各設定波長の複数の基準分光立体角反射率と比較し、その全部、又は一定数以上のものが設定許容範囲内において合致した場合においてのみ、被識別物体を、演算装置にその基準分光立体角反射率が入力されている物体であると判定することを特徴とする物体の光学的識別方法。
IPC (2件):
G01N 21/27 ,  G01J 1/02
FI (2件):
G01N 21/27 B ,  G01J 1/02 T
引用特許:
出願人引用 (7件)
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