特許
J-GLOBAL ID:200903058479743456

ワンウェイクラッチの潤滑構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-026951
公開番号(公開出願番号):特開平8-219263
出願日: 1995年02月15日
公開日(公表日): 1996年08月27日
要約:
【要約】【目的】 インナレースに設けた油孔から供給した潤滑油をクラッチ内部へ導き潤滑するワンウェイクラッチの潤滑構造において、伝達トルク容量を損なうことなくインナレースとエンドベアリングとが軸方向へ相対移動しても良好な潤滑作用が得られるようにする。【構成】 ワンウェイクラッチ50の第1,第2エンドベアリング52a,52bの内周面に第1,第2油溝56a,56bをそれぞれ形成するとともに、それ等の油溝56a,56bへ潤滑油を供給するために、インナレース12が相対的に第2エンドベアリング52b側へ移動した状態において第1エンドベアリング52aの内周側に位置する部分に第1油孔54aを、インナレース12が相対的に第1エンドベアリング52a側へ移動した状態において第2エンドベアリング52bの内周側に位置する部分に第2油孔54bを、それぞれ設けた。
請求項(抜粋):
スプラグおよび該スプラグの両側に配設されるエンドベアリングがインナレースに対して所定寸法だけ軸方向へ相対移動させられるワンウェイクラッチにおいて、前記インナレースの外周面に開口するように該インナレースに設けられた油孔から供給された潤滑油を、前記エンドベアリングの内周面に形成された油溝からクラッチ内部へ導く潤滑構造であって、前記相対移動に拘らず前記油孔と前記油溝とが連通させられ、且つ該相対移動に拘らず該油孔が前記スプラグの内周側に位置することのないように、該油孔および油溝が設けられていることを特徴とするワンウェイクラッチの潤滑構造。
IPC (2件):
F16H 57/04 ,  F16D 41/07
FI (2件):
F16H 57/04 J ,  F16D 41/07 Z

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