特許
J-GLOBAL ID:200903058482262914

直流オフセット補償回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-109304
公開番号(公開出願番号):特開2002-305447
出願日: 2001年04月06日
公開日(公表日): 2002年10月18日
要約:
【要約】【課題】 直流オフセット推定時のローパス特性を狭帯域化する場合でも、小さな回路規模で高精度に直流オフセット量を推定可能な直流オフセット補償回路を実現する。【解決手段】 アップダウンカウンタ21は、AD変換器5の出力値が0より大きい場合、カウントアップし、0より小さい場合、カウントダウンすると共に、AD変換器5がN回出力値を出力する度に、カウント値を3値に丸めて出力した後で0リセットされる。また、移動平均回路22は、アップダウンカウンタ21の出力値のうち、最近のM回分を記憶し、これらの移動平均値に比例した値を出力することで、アップダウンカウンタ21と同じ出力レートで、アップダウンカウンタ21の出力値の積分結果に比例した値を出力する。さらに、積分回路23は、移動平均回路22の出力値の積分結果に比例した値を、直流オフセットの推定値として出力する。
請求項(抜粋):
直流オフセットの補償対象となる回路の離散時間出力に基づいて、直流オフセット量を推定する推定手段と、上記回路の信号経路上に配され、上記推定手段によって推定された直流オフセット量を減算する減算手段とを有する直流オフセット補償回路において、上記推定手段は、それぞれ予め定められる1以上の整数をN、2以上の整数をMとするとき、上記離散時間出力の一定のサンプル周期のN×M倍に渡って、上記離散時間出力を積分し、上記サンプル周期のN倍毎に出力する積分手段と、上記積分手段の出力を積分して、上記直流オフセット量を示す信号を出力する出力手段とを備えていることを特徴とする直流オフセット補償回路。
FI (2件):
H03M 1/10 A ,  H03M 1/10 B
Fターム (11件):
5J022AA01 ,  5J022AB01 ,  5J022BA02 ,  5J022BA03 ,  5J022CA07 ,  5J022CA10 ,  5J022CB06 ,  5J022CE06 ,  5J022CE09 ,  5J022CF03 ,  5J022CF07

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