特許
J-GLOBAL ID:200903058489486486

宇宙飛行体の熱制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 新 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-132110
公開番号(公開出願番号):特開2001-315700
出願日: 2000年05月01日
公開日(公表日): 2001年11月13日
要約:
【要約】【課題】 宇宙飛行体の熱制御装置に関し、宇宙空間への熱放出をラジエータを回転させず又は最小の回転により、振動、慣性力の発生を最小にする。【解決手段】 ラジエータパネル10は断熱材1を挟んで10a,10bの二重構造とする。制御装置14は温度センサ15a,15bからの温度検出信号を入力し、ラジエータパネル10a,10bのうち太陽光線を受けない側を検知し、冷媒切換装置11の切換バルブ12,13を切り換え、冷媒が常に太陽が当たらない低温側のパネル10a,10bのいずれか一方へ流すように制御する。ラジエータパネル10が回転せず、バルブ12,13の切り換えのみで宇宙飛行体内で発生した熱を宇宙空間へ放熱するので慣性力や振動が発生しない。
請求項(抜粋):
宇宙飛行体の外部にラジエータパネルを設け、同ラジエータパネルに冷媒を流すことにより宇宙飛行体内で発生した熱を宇宙空間へ放熱する熱制御装置において、前記ラジエータパネルは断熱材を挟むか又は所定の空間を保持した二重構造パネルとし、宇宙飛行体の外部に固定するか又は太陽及び地球との位置関係を制御する回転軸に取付け、同二重構造パネルの両面にそれぞれ取付けられた温度センサと、前記二重構造パネルのいずれか一方のパネルに冷媒を流すように開閉する冷媒切換装置と、前記温度センサからの温度検出信号を取込み両温度信号を比較し、温度の低い側のパネルに冷媒を流すように前記冷媒切換装置を制御する制御装置とを備えてなることを特徴とする宇宙飛行体の熱制御装置。
IPC (2件):
B64G 1/50 ,  B64G 1/22
FI (2件):
B64G 1/50 Z ,  B64G 1/22

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