特許
J-GLOBAL ID:200903058491309214

電力系統保護装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-338443
公開番号(公開出願番号):特開平5-176448
出願日: 1991年12月20日
公開日(公表日): 1993年07月13日
要約:
【要約】【目的】 各母線に挿入された遮断器のうち事故の生じた母線の遮断器のみを確実にトリップさせることができること。【構成】 遮断器14と、遮断器22と、母線連絡遮断器28と、第1母線12に地絡事故が生じたことを検出する変流器36と、変流器36に応答して遮断器14をトリップさせる地絡保護リレー42と、第2母線20に地絡事故が生じたことを検出する変流器38と、変流器38の出力信号に応答して遮断器22をトリップさせる地絡保護リレー44と、第1母線と第2母線に地絡電流が流れたことを検出する変流器40と、変流器40に応答して母線連絡遮断器28をトリップさせる46と、母線連絡遮断器28がトリップしたことを検出するトリップ検出器62と、変流器36,38,40及びトリップ検出器62の出力信号に応答して遮断器14,22,28の開閉を制御する論理回路48を備え、いずれかの母線でトリップ事故が生じたときに、母線連絡遮断器28をトリップさせたあと、地絡事故の生じた系統の遮断器のみをトリップさせるようにしたもの。
請求項(抜粋):
第1交流電源と第1負荷とを結ぶ第1母線中に挿入された第1遮断器と、第2交流電源と第2負荷とを結ぶ第2母線中に挿入された第2遮断器と、第1遮断器の出力側と第2遮断器の出力側とを結ぶ母線連絡線中に挿入された母線連絡遮断器と、第1母線に地絡に伴う電気信号が発生したことを検出する第1地絡検出手段と、第2母線に地絡に伴う電気信号が発生したことを検出する第2地絡検出手段と、第1母線と第2母線のうちいずれか一方の母線に地絡に伴う電気信号が発生したことを検出する第3地絡検出手段と、母線連絡遮断器がトリップしたことを検出するトリップ検出手段と、第1地絡検出手段の検出出力と第3地絡検出手段の検出出力との論理積を条件に第1起動信号を出力する第1起動信号発生手段と、第2地絡検出手段の検出出力と第3地絡検出手段の検出出力との論理積を条件に第2起動信号を出力する第2起動信号発生手段と、第1起動信号を一定時間以上入力したときに第1タイマ信号を出力する第1タイマと、第2起動信号を一定時間以上入力したときに第2タイマ信号を出力する第2タイマと、第1タイマ信号とトリップ検出手段の検出出力との論理積を条件に第1トリップ信号を出力する第1トリップ信号発生手段と、第2タイマ信号とトリップ検出手段の検出出力との論理積を条件に第2トリップ信号を出力する第2トリップ信号発生手段と、第1トリップ信号により第1遮断器をトリップする第1トリップ手段と、第2トリップ信号により第2遮断器をトリップする第2トリップ手段と、トリップ検出手段の検出出力により母線連絡遮断器をトリップする第3トリップ手段とを備えている電力系統保護装置。
IPC (2件):
H02H 7/22 ,  H02H 7/26

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