特許
J-GLOBAL ID:200903058499186162

リポ蛋白質コレステロールの測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢口 平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-307329
公開番号(公開出願番号):特開2001-124780
出願日: 1999年10月28日
公開日(公表日): 2001年05月11日
要約:
【要約】【課題】血清および血漿等のリポ蛋白質を含有する試料において、界面活性作用を有する血液成分の影響を受けず、かつ光学的な測定を妨害する要因を生成しない、高精度で汎用性の高いリポ蛋白質コレステロールの測定方法および測定試薬を提供すること。【解決手段】リポ蛋白質を含む試料に酵素を作用させ、酵素反応で消費されるあるいは生成される化合物を定量するリポ蛋白質コレステロールの測定方法において、特定の高分子化合物と第1界面活性剤を用いHDLコレステロールを選択的に反応させるかまたはLDLコレステロール以外のコレステロールを反応させる第1行程、次いで第2界面活性剤を用いてLDLコレステロールを選択的に反応させる第2行程からなり、HDLコレステロールおよび/またはLDLコレステロールを定量することを含むリポ蛋白質コレステロールの測定方法および測定試薬セット。
請求項(抜粋):
リポ蛋白質を含む試料に酵素を作用させ、酵素反応で消費されるあるいは生成される化合物を定量するリポ蛋白質コレステロールの測定方法において、(1)式(a)【化1】および式(b)【化2】の繰り返し単位[式中、R1は炭素数4〜30のアルキル基、R2およびR3は独立に水素原子あるいはメチル基であり、Xは水素原子またはCOOHであり、YはCOOH、SO3H、PO(OH)2を有する基またはそれらから誘導される基である。]を有し、(a):(b)の質量比が1:99〜99:1の範囲にある高分子化合物の共存下において、リポ蛋白質を含有する試料に酵素と第1界面活性剤を加えることにより、HDLコレステロールのみ選択的に酵素反応させるかまたはLDLコレステロール以外のコレステロールを選択的に酵素反応させる第1工程、次いで(2)第2界面活性剤を加えることにより、LDLコレステロールのみ選択的に酵素反応させる第2工程、(3)(1)の工程、あるいは(1)および(2)の工程において、酵素との反応により消費される化合物または生成される化合物を測定することにより、HDLコレステロールおよび/またはLDLコレステロールを定量することを含むリポ蛋白質コレステロールの測定方法。
IPC (9件):
G01N 33/92 ,  C12N 9/02 ,  C12N 9/04 ,  C12N 9/16 ,  C12Q 1/26 ,  C12Q 1/28 ,  C12Q 1/32 ,  C12Q 1/46 ,  C12Q 1/60
FI (9件):
G01N 33/92 A ,  C12N 9/02 ,  C12N 9/04 A ,  C12N 9/16 Z ,  C12Q 1/26 ,  C12Q 1/28 ,  C12Q 1/32 ,  C12Q 1/46 ,  C12Q 1/60
Fターム (26件):
2G045AA13 ,  2G045AA25 ,  2G045BB29 ,  2G045CA25 ,  2G045DA62 ,  2G045DA63 ,  2G045DA64 ,  2G045DA69 ,  2G045FA29 ,  2G045FB01 ,  2G045GC10 ,  4B050CC08 ,  4B050DD02 ,  4B050KK20 ,  4B050LL03 ,  4B063QA01 ,  4B063QA19 ,  4B063QQ03 ,  4B063QQ76 ,  4B063QR02 ,  4B063QR03 ,  4B063QR04 ,  4B063QR12 ,  4B063QR52 ,  4B063QS12 ,  4B063QX01

前のページに戻る