特許
J-GLOBAL ID:200903058504472160

エチレン・α-オレフィン共重合体およびこの共重合体から得られるフィルム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-344104
公開番号(公開出願番号):特開平9-183816
出願日: 1995年12月28日
公開日(公表日): 1997年07月15日
要約:
【要約】【課題】 成形性に優れ、透明性、機械的強度に優れた成形体が得られるエチレン・α-オレフィン共重合体を提供する。【解決手段】 密度およびメルトフローレートが特定の範囲にあり、メルトテンションとメルトフローレート、流動性インデックスとメルトフローレート、デカン可溶分と密度、示差走査型熱量計により測定した吸熱曲線における最大ピーク位置の温度と密度とが特定の関係を満たし、かつ示差走査型熱量計により測定した吸熱曲線における融点ピークが2つ以上存在し、最も低温のピーク位置の温度と最大ピーク位置の温度とが特定の関係を満たし、昇温溶出試験において、100°C以上で溶出する成分が存在し、その量が特定量であるエチレン・α-オレフィン共重合体。
請求項(抜粋):
エチレンと、炭素原子数が3〜20のα-オレフィンの共重合体であって、(i)密度が0.880〜0.960g/cm<SP>3 </SP>の範囲にあり、(ii)190°C、2.16kg荷重におけるメルトフローレートが0.1〜100g/10分の範囲にあり、(iii)190°Cにおけるメルトテンション(MT(g))とメルトフローレート(MFR(g/10分))とが、MT≦2.2×MFR<SP>-0.84</SP>で示される関係を満たし、(iv)23°Cにおけるデカン可溶分(W(重量%))と密度(d(g/cm<SP>3 </SP>))とが、MFR≦10g/10分のとき、W<80×exp(-100×(d-0.88))+0.1MFR>10g/10分のとき、W<80×(MFR-9)<SP>0.26</SP>×exp(-100(d-0.88))+0.1で示される関係を満たし、(v)示差走査型熱量計により測定した吸熱曲線における最大ピーク位置の温度(Tm(°C))と密度(d(g/cm<SP>3 </SP>))とが、Tm<400×d-248で示される関係を満たし、(vi)示差走査型熱量計により測定した吸熱曲線におけるピークが2つ以上存在し、最も低温のピーク位置の温度(Tm<SB>1</SB>(°C))と最大ピーク位置の温度(Tm(°C))と密度(d(g/cm<SP>3 </SP>))とが、576-600d>(Tm-Tm<SB>1</SB>)>558-600dで示される関係を満たし、(vii)昇温溶出試験(TREF)において、100°C以上で溶出する成分が存在し、かつその量が全溶出量の10%以下であることを特徴とするエチレン・α-オレフィン共重合体。
IPC (6件):
C08F210/16 MJM ,  B29C 47/14 ,  C08J 5/14 CES ,  B29K 23:00 ,  B29L 7:00 ,  C08L 23:00
FI (3件):
C08F210/16 MJM ,  B29C 47/14 ,  C08J 5/14 CES
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る