特許
J-GLOBAL ID:200903058504663730
DC-DCコンバータ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
谷 義一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-179639
公開番号(公開出願番号):特開平5-030744
出願日: 1991年07月19日
公開日(公表日): 1993年02月05日
要約:
【要約】【目的】 高速スイッチング素子として電界効果トランジスタ(FET)を用いることによって、スイッチング時の損失が小さく、トランスの利用率が高く、さらに軽負荷時にも安定して動作する。【構成】 電界効果トランジスタQ1のゲートに電圧が印加されてオン状態となり、帰還巻線NGの両端に誘起電圧が生じ、この電圧がコンデンサC2を介してトランジスタQ1のゲートに印加されてトランジスタQ1は完全にオン状態になる。このオン状態時に、出力電圧検出手段で検出された出力電圧に応じた量の電流を流す受光トランジスタを介してコンデンサC2からコンデンサC3に電流が流れ込み、コンデンサC3の両端間の電圧が上昇する。この電圧の上昇に伴ってゲートコントロールトランジスタQ2のベース電圧も上昇し、その値が所定値に達するとトランジスタQ2がオン状態になるために電界効果トランジスタQ1は瞬時にしてオン状態からオフ状態になる。
請求項(抜粋):
トランスの1次巻線に直流電源からの電流を間欠的に供給することによって、2次巻線に誘起される電圧を整流し平滑して負荷に供給するDC-DCコンバータにおいて、前記直流電源に対して前記1次巻線と直列接続され、ゲートが抵抗器を介して前記直流電源の正極に接続された電界効果トランジスタと、前記直流電源の負極と前記ゲート間に設けられ、制御端に入力する電圧が所定値以上のときに導通状態となるスイッチング手段と、前記負荷へ供給する電圧を検出する出力電圧検出手段と、前記トランスに設けられた帰還巻線と、一端が前記電界効果トランジスタのゲートに接続され、他端が前記帰還巻線の一端に接続された第1のコンデンサと、一端が前記スイッチング手段の制御端に接続され、他端が前記帰還巻線の他端に接続された第2のコンデンサと、該第2のコンデンサの前記一端と前記第1のコンデンサの前記一端との間に設けられ、前記出力電圧検出手段の出力に従って前記第1のコンデンサから前記第2のコンデンサへ流れる電流の量を制御する電流制御素子とを有するスイッチング制御手段と、前記第2のコンデンサに、前記帰還巻線の前記一端に発生する電圧とは逆相の電圧を供給する逆相電圧供給手段とを備えたことを特徴とするDC-DCコンバータ。
IPC (2件):
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