特許
J-GLOBAL ID:200903058519188175
光学用セルロースアシレートフィルム、偏光板及び液晶表示装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (5件):
小栗 昌平
, 本多 弘徳
, 市川 利光
, 高松 猛
, 濱田 百合子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-095812
公開番号(公開出願番号):特開2006-028479
出願日: 2005年03月29日
公開日(公表日): 2006年02月02日
要約:
【課題】正面及び膜厚方向レターデーションの発現性に優れ、湿度等の環境変化によるレターデーション値の変動が少ない光学フィルム、環境変化があっても視野角特性変化の少ない液晶表示装置、及び該装置に用いる偏光板を提供する。【解決手段】フィルムを構成するポリマー成分が、セルロースの水酸基をアセチル基および炭素原子数が3以上のアシル基の少なくともいずれかの基で置換して得られたセルロースの脂肪酸エステルであるセルロースアシレートから実質的になる延伸したフィルムであって、(i)アセチル基の置換度Aと、炭素原子数が3以上のアシル基の置換度Bとが下記数式(I)を満たし、しかも(ii)延伸において、且つ最大延伸率後に緩和させる過程を経た後に、ガラス転移温度(Tg)以上の温度に1分以上維持して得られる光学用セルロースアシレートフィルム、このフィルムを光学補償シートに用いた偏光板およびこの偏光板を備えた液晶表示装置。 数式(I):2.0≦A+B≦3.0【選択図】 なし
請求項(抜粋):
フィルムを構成するポリマー成分が、セルロースの水酸基をアセチル基および炭素原子数が3以上のアシル基の少なくともいずれかの基で置換して得られたセルロースの脂肪酸エステルであるセルロースアシレートから実質的になる延伸したセルロースアシレートフィルムであって、
(i)アセチル基の置換度Aと、炭素原子数が3以上のアシル基の置換度Bとが下記数式(I)を満たし、しかも
数式(I):2.0≦A+B≦3.0
(ii)延伸ゾーンにおいて、最大延伸率後に緩和させる過程を経た後に、ガラス転移温度(Tg)以上の温度に1分以上維持して得られたフィルムである、
ことを特徴とする光学用セルロースアシレートフィルム。
IPC (8件):
C08J 5/18
, B29C 55/02
, C08K 5/00
, C08L 1/10
, G02B 5/30
, G02F 1/133
, G02B 1/11
, G02B 1/10
FI (8件):
C08J5/18
, B29C55/02
, C08K5/00
, C08L1/10
, G02B5/30
, G02F1/1335 510
, G02B1/10 A
, G02B1/10 Z
Fターム (54件):
2H049BA02
, 2H049BA06
, 2H049BB03
, 2H049BB13
, 2H049BB49
, 2H049BB62
, 2H049BB65
, 2H049BB67
, 2H049BC03
, 2H049BC22
, 2H091FA08Z
, 2H091FA11X
, 2H091FB02
, 2H091KA02
, 2H091KA10
, 2H091LA12
, 2H091LA16
, 2H091LA19
, 2K009AA02
, 2K009AA06
, 2K009AA15
, 2K009BB28
, 2K009CC09
, 2K009CC42
, 2K009EE03
, 4F071AA09
, 4F071AC05
, 4F071AC10
, 4F071AC12
, 4F071AC20
, 4F071AE22
, 4F071AF31Y
, 4F071AF53Y
, 4F071AH12
, 4F071BB02
, 4F071BC01
, 4F210AA01
, 4F210AG01
, 4F210AH73
, 4F210AR06
, 4F210AR12
, 4F210QA02
, 4F210QC03
, 4F210QD01
, 4F210QD25
, 4F210QG01
, 4F210QW17
, 4J002AB021
, 4J002EH116
, 4J002EH126
, 4J002EH136
, 4J002EU036
, 4J002FD206
, 4J002GP00
引用特許: