特許
J-GLOBAL ID:200903058519892255

流体圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-183712
公開番号(公開出願番号):特開平5-005489
出願日: 1991年06月28日
公開日(公表日): 1993年01月14日
要約:
【要約】【目的】ブレ-ドストッパを確実に固定できるとともに、ブレ-ドストッパの周囲でのガスリ-クの発生を防止することが可能で、信頼性の高い流体圧縮機を提供することにある。【構成】螺旋状のブレ-ド12を巻装したピストン6をシリンダ5内に偏心配置し、モ-タ4のロ-タ15をシリンダ5に外装し、シリンダ5とピストン6とを相対的に回転させ、被圧縮流体を徐々に移送しながら圧縮する流体圧縮機41において、ともにシリンダ5内に突出する吸込側ブレ-ドストッパ49及び吐出側ブレ-ドストッパ50を設け、両ブレ-ドストッパ49、50のうちいずれか一方にシリンダ5の内部と外部とを連通させる吐出孔53を形成し、この吐出孔53を有するブレ-ドストッパをモ-タ4の軸方向外側に配置するとともに、流体通路を有していないブレ-ドストッパをロ-タ15の軸方向内側に配置した。
請求項(抜粋):
徐々に小さくなるピッチで形成された螺旋状の溝を外周部に有する回転体をシリンダ内に偏心配置し、上記溝に螺旋状のブレ-ドを出入自在に嵌込み、上記シリンダ内に上記ブレ-ドによって仕切られ徐々に容積を小とする複数の作動室を形成するとともに、ステ-タとロ-タとからなるモ-タの上記ロ-タを上記シリンダに外装し、上記モ-タによって上記シリンダと上記回転体とを相対的に回転させ、上記シリンダ内に吸込まれた被圧縮流体を吸込側から吐出側へ徐々に移送しながら圧縮する流体圧縮機において、ともに上記シリンダ内に突出し上記ブレ-ドの吸込側端部及び吐出側端部とそれぞれ当接する吸込側ブレ-ドストッパ及び吐出側ブレ-ドストッパを設け、上記吸込側ブレ-ドストッパと上記吐出側ブレ-ドストッパとのうちいずれか一方にシリンダの内部と外部とを連通させ上記被圧縮流体を通過させる流体通路を形成し、この流体通路を有するブレ-ドストッパを上記ロ-タの軸方向について上記ロ-タの外側に配置するとともに、上記流体通路を有していないブレ-ドストッパを上記ロ-タの軸方向について上記ロ-タの内側に配置したことを特徴とする流体圧縮機。

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