特許
J-GLOBAL ID:200903058522067915

ターンテーブルの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-349203
公開番号(公開出願番号):特開2001-167512
出願日: 1999年12月08日
公開日(公表日): 2001年06月22日
要約:
【要約】【課題】 回転中の記録媒体に発生する面振れを大幅に低減でき、しかも、安全性や環境設備面での負担を大幅に低減できるターンテーブルを提供すること。【解決手段】 ターンテーブル1の基材を熱可塑性樹脂(PPS)と無機充填剤(ウイスカー)とからなる樹脂組成物2にて成形し、この樹脂組成物2に、ディスク状記録媒体5を載置する受面2aと、記録媒体5の中心孔5aをセンタリングするセンターハブ2b、およびスピンドルモータ4の回転軸4aに圧入・固定される嵌合孔2cとを形成する。次に、センターハブ2bをマスキングした状態で樹脂組成物2をブラスト処理することにより、センターハブ2bを除く樹脂組成物2の表面粗度Rmaxを15μm以上になるまで研磨し、その後、樹脂組成物2に対して触媒付与と活性化処理および無電解メッキを順次施し、樹脂組成物2のブラスト処理した部位にメッキ膜3を形成する。
請求項(抜粋):
ディスク状記録媒体の中心孔がセンタリングされるセンターハブと前記記録媒体が載置される受面とを有し、モータの回転軸に連動して回転するターンテーブルの製造方法であって、前記ターンテーブルの基材を熱可塑性樹脂と無機充填剤とからなる樹脂組成物にて成形した後、この樹脂組成物の少なくとも前記受面に対応する部位をブラスト処理して表面粗度Rmaxを15μm以上にし、しかる後、触媒付与、活性化処理、無電解メッキすることを特徴とするターンテーブルの製造方法。

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