特許
J-GLOBAL ID:200903058525772431

タッチパネルの基板用低反射ガラス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西 義之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-245527
公開番号(公開出願番号):特開平11-085396
出願日: 1997年09月10日
公開日(公表日): 1999年03月30日
要約:
【要約】【課題】 特定屈折率、膜厚の透明酸化物からなる複層膜を形成し、光反射を低減し、グレアー感を解消し、透視性を増大したタッチパネルの基板用低反射ガラスを得ること。【解決手段】 透明ガラス基板の上面に、基板から第1層目として、屈折率n1が2.05〜2.25、膜厚d1が20〜50nmの透明酸化物膜、次いでその上の第2層目として屈折率n2が1.43〜1.47、膜厚d2が60〜90nmの透明酸化物膜を成膜し、更に透明導電膜を膜厚d3が約10〜25nmの範囲で膜形成し、一方、透明ガラス基板の裏面に、基板から第1' 層目として、屈折率n1' が1.70〜1.90、膜厚d1' が60〜90nmの透明酸化物膜、次いでその上の第2' 層目として屈折率n2' が1.43〜1.47、膜厚d2' が80〜 110nmの透明酸化物膜を成膜し、可視光線反射率を 2.0%以下としたタッチパネルの基板用低反射ガラス。なお、膜厚d1を80〜 110nm、膜厚d2を15〜50nmの組合せとしてもよい。
請求項(抜粋):
透明ガラス基板のタッチパネルの表層板側の表面に、基板から第1層目として、屈折率n1が2.05〜2.25、膜厚d1が20〜50nmの透明酸化物膜、次いでその上の第2層目として屈折率n2が1.43〜1.47、膜厚d2が60〜90nmの透明酸化物膜を成膜し、更に透明導電膜を膜厚d3が約10〜25nmの範囲で膜形成し、一方、透明ガラス基板の裏面に、基板から第1' 層目として、屈折率n1' が1.70〜1.90、膜厚d1' が60〜90nmの透明酸化物膜、次いでその上の第2' 層目として屈折率n2' が1.43〜1.47、膜厚d2' が80〜 110nmの透明酸化物膜を成膜し、前記透明導電膜面側の可視光線反射率を 2.0%以下としたことを特徴とするタッチパネルの基板用低反射ガラス。
引用特許:
審査官引用 (4件)
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