特許
J-GLOBAL ID:200903058526004012

薬物送達マトリックス用の熱可塑性および生分解性ヒドロゲルマルチブロックコポリマー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-168187
公開番号(公開出願番号):特開平7-309938
出願日: 1994年07月20日
公開日(公表日): 1995年11月28日
要約:
【要約】【目的】 本発明の目的は、薬物送達マトリックスに用いられる、分子内架橋結合を有せず、改良された生分解性を有し、そして人体に対して毒性のないマルチブロックコポリマーを提供することである。【構成】 薬物送達マトリックス用の熱可塑性および生分解性ヒドロゲルマルチブロックコポリマーであって、親水性、非生分解性、および膨張性を有するブロック(A)、ならびに、疎水性、生分解性、結晶性、および非膨張性を有するブロック(B)を含有し、そして、所定の式で表される、ヒドロゲルマルチブロックコポリマー。
請求項(抜粋):
薬物送達マトリックス用の熱可塑性および生分解性ヒドロゲルマルチブロックコポリマーであって、親水性、非生分解性、および膨張性を有するブロック(A)、ならびに、疎水性、生分解性、結晶性、および非膨張性を有するブロック(B)を含有し、そして、以下の式(I)a、(I)b、(I)c、(I)d、(I)e、および(I)fからなる群より選択される式で表される、ヒドロゲルマルチブロックコポリマー:【化1】ここで、A(-)は、実質的にポリエチレンオキシド(PEO)およびPEO/ポリプロピレンオキシド(PPO)のコポリマーのいずれかからなる、親水性、非生分解性、および膨張性を有する重合体を示し;B(---)は、実質的にポリラクチド(PLA)、ポリグリコリド(PGA)、PLA/PGAのコポリマー(ポリラクチデグリコリド(PLGA))、ポリカプロラクトン、ポリオルトエステル、およびポリ無水物のいずれかからなる、疎水性、生分解性、結晶性、および非膨張性を有する重合体を示し;Xは、アミド結合、エステル結合、およびカーボネート結合からなる群より選択される生分解性化学結合を示し;Yは、アミド結合、エステル結合、およびカーボネート結合からなる群より選択される、ブロック(A)とブロック(B)との間またはブロック(B)とブロック(B)との間を連結する化学結合を示し;nは、0〜10の整数を示し;qは、3〜4の整数を示す。
IPC (2件):
C08G 63/664 NLL ,  C08G 64/18 NPZ
引用特許:
審査官引用 (4件)
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