特許
J-GLOBAL ID:200903058528642725

建物の解体工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 荒船 博司 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-152938
公開番号(公開出願番号):特開2002-349079
出願日: 2001年05月22日
公開日(公表日): 2002年12月04日
要約:
【要約】【課題】 遮蔽体の構築に大型重機を必要とせず、また建物の解体作業に必要となる足場を常に確保できる、建物の解体工法を提供する。【解決手段】 解体する建物aの側周に所定間隔でガイド支柱2を立設し、ガイド支柱2に案内されて上下スライド自在な遮蔽体1を、地上または建物aの低層階の高さで、建物aの側周を囲むようにして組み立てるとともに、前記遮蔽体1には解体機械8〜10を収納しておく。そして、ガイド支柱材2aを上方に延長するとともに、ガイド支柱2を案内に上昇させた遮蔽体1で建物aの最上階の側周を包み囲む。そして、前記解体機械8〜10によって建物aを解体し、一つの階の解体が終了する毎に、前記解体機械8〜10を収納した遮蔽体1をガイド支柱2を案内に降下させるとともにガイド支柱を短縮する、という作業を繰り返すことにより建物aの解体を行う。
請求項(抜粋):
解体する建物の側周に所定間隔でガイド支柱を立設し、前記ガイド支柱に案内されて上下スライド自在な遮蔽体を、地上または前記建物の低層階の高さで、前記建物の側周を囲むようにして組み立て、前記遮蔽体には解体機械を収納する収納スペースを前記建物の側周に近接させて設けておくとともに、該収納スペースには前記解体機械を収納しておき、ガイド支柱材を、前記遮蔽体に取り付けたクレーンで吊り上げて、前記ガイド支柱の上端部に連結することで、該ガイド支柱を順次上方に延長するとともに、延長された前記ガイド支柱を案内に順次上昇させた前記遮蔽体によって、前記建物の最上階の側周を包み囲み、次に、前記解体機械を建物の床へ移動させ、該解体機械により建物を解体する解体工程と、前記解体工程後、前記解体機械を前記収納スペースに収納して、前記遮蔽体を次の下階へ降下させるとともに、前記ガイド支柱の上端部のガイド支柱材を取り外して前記クレーンで吊り降ろし、該ガイド支柱を順次下方に短縮する降下工程と、を所定回数繰り返して行うことを特徴とする建物の解体工法。
Fターム (2件):
2E176AA07 ,  2E176DD61

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