特許
J-GLOBAL ID:200903058551559550
ポリアリーレンスルフィドの連続多段重合方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
渡辺 喜平 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-333235
公開番号(公開出願番号):特開平9-169844
出願日: 1995年12月21日
公開日(公表日): 1997年06月30日
要約:
【要約】【課題】 PASの連続重合プロセスにおいて、重合槽間のポリマーおよび溶媒の組成比を一定に保ちつつ安定して移送する方法を確立し、分子量の高いPASの製造を可能とする。【解決手段】 多段に連結した重合槽に重合反応液を順次移送して、ポリアリーレンスルフィドを連続重合するポリアリーレンスルフィドの連続多段重合方法において、下記(1)〜(4)の各工程を含むことを特徴とするポリアリーレンスルフィドの連続多段重合方法。(1)重合槽の底部からポリマー相を、および上部から溶媒相を抜き出すこと。(2)抜き出したポリマー相と溶媒相とを所定濃度となるように混合すること。(3)混合液を次段の重合槽に供給すること。(4)上記(1)〜(3)工程を繰り返すこと。
請求項(抜粋):
多段に連結した重合槽に重合反応液を順次移送して、ポリアリーレンスルフィドを連続重合するポリアリーレンスルフィドの連続多段重合方法において、下記(1)〜(4)の各工程を含むことを特徴とするポリアリーレンスルフィドの連続多段重合方法。(1)第一段目の重合槽の底部から、相分離させた重合反応液のうちポリマー相を抜き出すとともに、その重合槽の上部から溶媒相を抜き出すこと。(2)重合槽内における重合反応液のポリマー相と溶媒相との組成比と同一組成比となるように、抜き出したポリマー相と溶媒相の全部または一部とを混合すること。(3)この混合液を、次段の重合槽に供給すること。(4)次段以降であって最終段より前の重合槽についても、前記(1)〜(3)の工程を繰り返すこと。
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