特許
J-GLOBAL ID:200903058558225819

翻訳終結の忠実度を示すモジュレータであるRNAヘリカーゼのサブファミリーおよびその使用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大西 正悟
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-561501
公開番号(公開出願番号):特表2002-524719
出願日: 1999年07月22日
公開日(公表日): 2002年08月06日
要約:
【要約】本発明によれば、mRNAの翻訳終結効率を調節および/または異常転写物の分解を促進する方法が得られる。また、本発明によれば、翻訳終結の増強に関与する作用物質活性のスクリーニング方法と、欠損タンパク質複合体が関わる疾患状態の識別方法とが得られる。本発明によれば、翻訳終結に有効な、MTT1、ヒトUpf1p、ペプチジル真核細胞翻訳終結因子1(eRF1)およびペプチジル真核細胞翻訳終結因子3(eRF3)を相当量含む精製複合体が得られる。さらに、本発明によれば、調節要素と作用的に結合された、MTT1、ヒトUpf1pタンパク質、ペプチジル真核細胞翻訳終結因子1(eRF1)およびペプチジル真核細胞翻訳終結因子3(eRF3)をコードする核酸を含む発現ベクターが得られる。本発明によれば、翻訳終結に有効な、MTT1、ヒトUpf1pタンパク質、ペプチジル真核細胞翻訳終結因子1(eRF1)およびペプチジル真核細胞翻訳終結因子3(eRF3)を相当量含む複合体と結合する抗体が得られる。本発明によれば、eRF3に対するMTT1の結合を阻害または調節する作用物質が得られる。この作用物質は、eRF3に対するMTT1の結合を阻害または容易にするものであってもよい。
請求項(抜粋):
(a) MTT1と被検組成物との結合を可能にする条件下でMTT1と被検組成物または作用物質とを接触させ、 (b) 被検組成物または作用物質のMTT1との特異的な結合を検出し、 (c) 翻訳終結効率を調節する被検組成物または作用物質を同定できるように、被検組成物または作用物質がMTT1を阻害するか否かを判定する、翻訳終結効率を調節する被検組成物または作用物質の同定方法。
IPC (5件):
G01N 33/15 ,  C12Q 1/25 ,  G01N 33/50 ,  G01N 33/566 ,  C12N 15/09 ZNA
FI (5件):
G01N 33/15 Z ,  C12Q 1/25 ,  G01N 33/50 Z ,  G01N 33/566 ,  C12N 15/00 ZNA A
Fターム (20件):
2G045BB20 ,  2G045DA12 ,  2G045DA13 ,  2G045DA14 ,  2G045DA80 ,  2G045FB02 ,  2G045FB04 ,  2G045FB05 ,  2G045FB15 ,  4B024AA01 ,  4B024BA07 ,  4B024CA02 ,  4B024HA08 ,  4B063QA01 ,  4B063QA18 ,  4B063QA19 ,  4B063QQ53 ,  4B063QQ95 ,  4B063QR01 ,  4B063QS28
引用文献:
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