特許
J-GLOBAL ID:200903058558550388

電動式ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-282859
公開番号(公開出願番号):特開平11-101283
出願日: 1997年09月30日
公開日(公表日): 1999年04月13日
要約:
【要約】【課題】 ブレーキ操作時と制動解除時とのいずれの場合にも、摩擦パッド等の摩擦部材をパッドクリアランス分だけ速やかに移動させ、ブレーキ操作と解除操作とを高い応答性をもって行うことができるようする。【解決手段】 電動モータ11の回転をピストン13の軸方向変位に変換するねじ棒14と電動モータ11のモータ軸11Aとの間に、減速機18と遠心クラッチ23とを設ける。また、電動モータ11のモータ軸11Aと減速機18の入力軸20との間には、電動モータ11と減速機18との間の回転伝達を選択的に解除するワンウェイクラッチ24を設ける。そして、電動モータ11が回転負荷の小さい状態で高速回転されるときには、遠心クラッチ23を自動的に作動させ、電動モータ11の回転を遠心クラッチ23、ドラム15及び各支軸17等を介してねじ棒14に直接伝えるようにする。
請求項(抜粋):
ブレーキハウジングと、該ブレーキハウジングに設けられた電動モータと、該電動モータの回転により軸方向の押圧力を発生させる押圧力発生手段と、該押圧力発生手段により回転部材に向けて押圧され該回転部材に制動力を付与する摩擦部材とからなる電動式ブレーキ装置において、前記押圧力発生手段は、前記電動モータの回転をピストンの軸方向変位に変換し、該ピストンにより前記摩擦部材を回転部材に向けて押圧する送りねじ機構と、該送りねじ機構と電動モータとの間に設けられ、前記電動モータの回転を減速して該送りねじ機構に伝達する減速機と、前記電動モータと送りねじ機構との間に設けられ、前記電動モータの回転速度が予め決められた設定速度に達したときに作動して前記電動モータの回転を前記送りねじ機構に伝達し、前記設定速度に達するまでは待機状態となって前記送りねじ機構への回転伝達を解除する遠心クラッチと、前記電動モータと減速機との間に設けられ、前記電動モータが一方向に回転するときには該電動モータから減速機に向けて回転力を伝達させ、逆方向に回転するときには前記減速機から電動モータに向けて回転力を伝達させる回転伝達切換手段とから構成したことを特徴とする電動式ブレーキ装置。
IPC (2件):
F16D 65/18 ,  F16D 43/14
FI (2件):
F16D 65/18 A ,  F16D 43/14

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