特許
J-GLOBAL ID:200903058560116490

有害有機塩素化合物の除去方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 猪股 祥晃 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-081147
公開番号(公開出願番号):特開2001-259073
出願日: 2000年03月23日
公開日(公表日): 2001年09月25日
要約:
【要約】【課題】PCB無害化処理槽内で生成した塩の回収と、残留している未反応のPCBを除去する。【解決手段】PCB無害化処理槽1でPCBを無害化処理し、この処理槽1内の塩と残留する未反応のPCBはフィルターハウジング4内のフィルター2に送られ、フィルター2の表面に堆積する。水槽8から塩を溶解する水をフィルターハウジング4内に供給する。水により塩は溶け、未反応のPCBとともにろ液となってフィルターハウジング4から溶媒抽出槽12内に流入する。溶媒抽出槽12で未反応PCBは有機溶媒により溶媒抽出されて除去される。塩が溶解した水溶液相31は蒸発槽19内に流入し、加熱器20で加熱され、蒸発乾固して塩は固体状塩22となり、塩回収槽21で回収される。
請求項(抜粋):
有害有機塩素化合物を無害化処理して生成した塩及び残留する未反応の有害有機塩素化合物を固体に付着、担持または堆積させる前処理工程と、この前処理後の前記固体を溶媒と接触させて前記塩を溶解する溶解工程と、この溶解工程で溶解した塩と前記未反応の有害有機塩素化合物を含む溶液を有機溶媒で溶媒抽出して有機相中に前記未反応有害有機塩素化合物を抽出する抽出工程と、この抽出工程で前記未反応の有害有機塩素化合物が除去された水溶液相を加熱し蒸発乾固して前記水溶液相に溶解している塩を固化体として回収する回収工程と、を有することを特徴とする有害有機塩素化合物の除去方法。
IPC (5件):
A62D 3/00 ZAB ,  B01D 11/04 ,  B01D 15/00 ,  C07B 35/06 ,  C07C 25/18
FI (5件):
A62D 3/00 ZAB ,  B01D 11/04 C ,  B01D 15/00 K ,  C07B 35/06 ,  C07C 25/18
Fターム (21件):
2E191BA13 ,  2E191BC01 ,  2E191BC05 ,  2E191BD00 ,  2E191BD11 ,  4D017BA04 ,  4D017CA03 ,  4D056AB18 ,  4D056AC03 ,  4D056AC04 ,  4D056AC06 ,  4D056CA15 ,  4H006AA05 ,  4H006AC13 ,  4H006AD11 ,  4H006AD16 ,  4H006AD17 ,  4H006BB11 ,  4H006BB12 ,  4H006BB14 ,  4H006EA22
引用特許:
審査官引用 (4件)
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