特許
J-GLOBAL ID:200903058560993475

漂白可能な抗ハレーション層に隣接した酸ポリマー層を具備する加熱漂白型材料

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-294335
公開番号(公開出願番号):特開平9-166856
出願日: 1996年10月01日
公開日(公表日): 1997年06月24日
要約:
【要約】【課題】 低温で迅速に漂白する抗ハレーション組成物からなる抗ハレーション層を有する有色の加熱漂白型材料を提供する。【解決手段】 ホルムアザン染料と、アルコキシ等の置換基を有するヘキサアリールビイミダゾールと、フィルム形成性結合材を含有する抗ハレーション組成物からなる抗ハレーション層に隣接して、少なくとも一のカルボン酸、スルホン酸もしくはリン酸からなる酸ポリマー層を設ける。
請求項(抜粋):
抗ハレーション組成物を含有する抗ハレーション層を具備する有色の加熱漂白型材料であって、該抗ハレーション組成物が、(a) 400〜850nmで吸収を示すホルムアザン染料(formazan dye)、(b) 少なくとも一の、IaもしくはIbのいずれかの構造式によって表される化合物の酸化可能なアリールイミダゾール二量体から本質的になるヘキサアリールビイミダゾール:【化1】【化2】上記式中、R及びR’は、個別に水素、1から12の炭素原子をもつアリール基、1から12の炭素原子をもつアルコキシ基、アミノ基、環上に5から7の炭素原子をもつ電子豊富な複素環基、m及びnは個別に整数0から5を表し、R及びR’の少なくとも一がアルコキシ基もしくはアミノ基である場合、X及びX’が個別にオキシ基もしくはイミノ基であり、Zが1または2の炭素原子をもつアルキレン基であり、R1及びR2が、R1とR2のいずれも水素でないことを除いて、上記のR及びR’と同様に個別に定義される、(c) ガラス転位温度45〜150°Cである、フィルム形成性の極性有機溶媒可溶性結合材を含み、該抗ハレーション組成物が80〜150°Cの温度で1〜60秒間加熱された場合に漂白可能であり、該抗ハレーション層に隣接して、pKa値が0.5〜6であり、ガラス転位温度が45〜150°Cである、フィルム形成性の少なくとも一のカルボン酸、スルホン酸もしくはリン酸を含む酸ポリマーの層をさらに具備する加熱漂白型材料。
IPC (3件):
G03C 8/40 ,  G03C 1/498 502 ,  G03C 1/735
FI (3件):
G03C 8/40 ,  G03C 1/498 502 ,  G03C 1/735

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