特許
J-GLOBAL ID:200903058585541323

X線診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉谷 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-129741
公開番号(公開出願番号):特開平8-299317
出願日: 1995年04月27日
公開日(公表日): 1996年11月19日
要約:
【要約】【目的】 X線診断装置の機器制御用のケーブルの設置スペースを小さくし、この通信ケーブルの異常を監視する。【構成】 X線透視撮影台を構成する複数個の機器を複数の機器グループG1〜G6に分け、各機器グループごとに制御ユニット20a〜20fを接続する。各制御ユニット間は通信ケーブルRCでリング状に接続される。各機器の動作制御は通信ケーブルRCを介して伝送される動作制御情報で個別に行われる。通信ケーブルRCには所定時間ごとに異常検知情報が各制御ユニットを経由して伝送される。各制御ユニットはこの情報の受信状態を監視し、この情報を所定時間ごとに受信しないとき、異常箇所の識別情報を付加した異常発生情報を送信する。異常警告手段はこの情報に基づき異常発生とその発生箇所を操作者に知らせる。
請求項(抜粋):
被検体搭載用の天板、前記天板上の被検体にX線を照射するX線管、前記天板を挟んで前記X線管と対向配置されたX線透視機構または/およびX線撮影機構、前記X線管に所定の電力を供給するX線高電圧発生装置、条件設定や動作指示などを行うための操作装置などを含む複数個の機器を備えたX線診断装置において、(a)このX線診断装置を構成する各機器を複数の機器グループに分け、これら各機器グループに接続され、前記各機器グループを構成する機器に対する動作制御を個別に行うとともに通信制御を行うための、少なくともタイマ機能を持つ制御処理手段を備えた複数個の制御ユニットと、(b)前記各制御ユニットまたは/およびそれとは別個の制御ユニットの1個または複数個の制御ユニットに接続された異常警告を発する異常警告手段と、(c)前記各機器グループおよび前記異常警告手段のみが接続されている各制御ユニット間をリング状に接続する通信ケーブルとを備え、かつ、任意の制御ユニットが前記各機器グループを識別するための識別アドレスを付加した動作制御情報を任意のタイミングで前記通信ケーブルを介して伝送し、前記各制御ユニットはそれぞれ、この動作制御情報の識別アドレスを識別して、自己に接続される機器グループの識別アドレスが付加された動作制御情報に基づき、自己に接続される機器グループを構成する機器の動作を制御することで前記機器グループごとに前記各機器に対する動作制御を個別に行い、また、所定の制御ユニットによって所定時間ごとに前記通信ケーブルに伝送される異常検知情報を前記各制御ユニットによって自己の上流側から下流側へと一定方向に順次伝送していき、各制御ユニットは所定時間ごとに前記異常検知情報が伝送されてこないとき、自己と自己の上流側の制御ユニットとの間の通信ケーブル部分を識別する識別情報を付加した異常発生情報を前記異常警告手段が接続された制御ユニットが受信するように伝送し、前記異常警告手段が接続された制御ユニットが前記異常発生情報を受信すると、その情報に基づき異常発生と異常発生箇所を前記異常警告手段から発することで各制御ユニット間の通信ケーブルの異常状態を監視することを特徴とするX線診断装置。
IPC (2件):
A61B 6/00 320 ,  A61B 6/03 321
FI (2件):
A61B 6/00 320 M ,  A61B 6/03 321 F
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-152442
  • 特開平2-189134

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