特許
J-GLOBAL ID:200903058586191016

建設機械の燃料タンク

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 影井 俊次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-304184
公開番号(公開出願番号):特開平8-134954
出願日: 1994年11月15日
公開日(公表日): 1996年05月28日
要約:
【要約】【目的】 車両がどの方向に傾斜していたとしても、タンク本体内に充填されている燃料をほぼ全量をエンジンに供給可能な状態とすることによって、機械室内のデッドスペースを利用してタンク本体を大きくできるようにする。【構成】 燃料タンク20におけるタンク本体21の下面において、長手方向のほぼ両端部の位置に2本の燃料供給配管22a,22bが接続されており、これらはタンク本体21への接続部の略中間位置において、管継手23によって合流されて、燃料供給本管24としてエンジンに供給されている。車両が左右方向に傾くと、燃料タンク20もこの方向に傾くが、この方向の寸法は短いので、タンク本体21内の燃料が殆どなくなるまでエンジンに供給できる。また、車両が前後に傾斜した時には、必ず一方の燃料供給管が液面下に位置し、かつ管継手23は両燃料供給配管22a,22bの略中間位置で、タンク本体21の下面から間隔dだけ下方の位置にあるから、やはりタンク本体21内の燃料は、その大半をエンジンに供給できる。
請求項(抜粋):
建設機械のエンジンに燃料を供給するために、上部旋回体上に設置される燃料タンクにおいて、燃料を貯留するタンク本体を長尺形状となし、その長手方向の両端近傍に燃料供給管を接続し、これら2つの配管接続部をタンク本体下部の略中央部分で合流させる構成としたことを特徴とする建設機械の燃料タンク。

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