特許
J-GLOBAL ID:200903058586778777
治療器具
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-061971
公開番号(公開出願番号):特開平6-038995
出願日: 1992年03月18日
公開日(公表日): 1994年02月15日
要約:
【要約】【目的】 快適に着用でき、腰部を十分に覆い、腰椎に対する最適の支持及び治療処置の付与を可能とし、運動範囲を制限せずに、そして必要な随意筋肉活動を禁ずることなく腰椎に対する支持を与える治療器具を提供する。【構成】 腰椎部、及び仙骨上部の治療処置のために人体の腹部の回りに、かつ効力のある方向に固定可能な治療器具であって、人体の腹部の回りに固定可能な外皮部と、外皮部に変位可能に取り付けられ、種々の治療用パッド11を収容する袋部10とが設けられ、各袋部10は、収容されたパッド11が胸腰筋膜、及び腰方形筋上方に位置する第一位置と、パッド11が背柱起立筋上方に位置する第二位置との間で位置及び方向転換可能に設けられている。また、帯状弾性部材5が、袋部10に張力付与可能に外皮部に固定され、その両端部は外皮部の両端部2に沿った種々の位置に固定され、弾性部材5の張力が変更可能となっている。
請求項(抜粋):
腰椎部と仙骨の上部の治療処置に使用するために人体の腹部の回りに、かつ効力のある方向に固定可能な治療器具において、外皮部と袋部とを備え、この外皮部が、両端部と、上記治療器具の長手方向における上記両端部間の長さであって、かつ上記外皮部が人体の腹部の回りに延在し、取り巻くことを可能にするのに十分な長さと、上記長手方向に対して横方向に、腰椎部、及び仙骨の上部を覆うのに十分な幅を有する上記両端部間の中央部と、上記治療器具が人体の腹部の回りに取り外し可能に固定されるのを可能にするように上記両端部を、これと一緒に取り外し可能に固定する上記両端部における閉止手段とを有し、上記袋部が、上記外皮部の一側に方向転換可能に取り付けられ、各袋部は、上記外皮部の上記両端部間の中間点の両側で、上記外皮部の中央部に配置され、上記各袋部は、上記外皮部が人体の腹部の回りに、上記治療器具の効力のある方向に固定されたとき、胸腰筋膜、及び腰方形筋上方に位置するように、上記中間点と上記外皮部の上記両端部のそれぞれのうちの一つとの間の位置に上記袋部が配置される第一位置と、上記外皮部が人体の腹部の回りに、上記治療器具の効力のある方向に固定されたとき、背柱起立筋上方に位置するように、上記第一位置から上記中間点により近付いた位置に上記袋部が配置される第二位置との間で方向転換可能となっていることを特徴とする治療器具。
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